はんなりミスしはったり、わざとじゃなく隙がある。だから楽屋の芸人さんや、知り合いの男性でも「弘中さん可愛い」っていう人、多いんです。私はあわよくば職場でもいい出会いがあればって考えてるのに、弘中さん、持って行かんといてよと思います。
みな実さんや弘中さんの“あざとい所作”は、私もよく観察して、盗めるところは盗もうとしています。
例えば、口元に手をやる仕草。あれを会得すれば合コンでも使えると思うし(笑い)、バラエティ番組では「誰がやってんねん!」とツッコんでもらえますよね。女芸人と女子アナさんとの立場の違いで、笑いが生まれやすいんです。お互いの長所を活かし合えてる気がするから、勝手に“仲間意識”を持っていて、実はホンマに助かっています。
【プロフィール】
誠子(せいこ)/1988年、兵庫県生まれ。尼神インターのボケ担当。著書に『B あなたのおかげで今の私があります』。
※週刊ポスト2021年3月12日号