ハロプロの20年来のファンであるコンテンツプランナーで編集者の小沢あや氏も上國料に期待するひとりだ。
「ビジュアルだけでなく、透き通った歌声に定評がある彼女。歌唱メインの地上波露出である『あざとカラオケ』出演があちこちで話題になったのは、大きなチャンスでした。アイドルファン以外からの『かみこ可愛い!』の声も増えていますし、ハロヲタとしても『可愛いだけじゃなく、パフォーマンスもすごいよ! YouTube観て!』とプレゼンしやすい存在です(笑)。ハロプロはMVだけでなく、コンサート映像も公式で多数アップしているので、検索→『沼落ち(そのジャンルにハマること)』の流れもばっちりです」(小沢氏)
小沢氏は、上國料を「超逸材」「起爆剤」と絶賛する。
「上國料さんはハロプロ愛が非常に強く、メンバー想いで真っ直ぐな方。以前アンジュルムを取材した際、リーダーの竹内朱莉さんから『(上國料さんが)1時間前にスタジオ入りして、後輩たちと一緒にダンスと歌の自主練をしてくれていた』というエピソードも出ました。まさに、ビジュアル、実力、人柄を兼ね備えた超逸材です。
ファッション誌『bis』や美容サイト『VOCE』でモデルとして活躍していますし、『Ray』専属モデルになって女性ファンを増やした鈴木愛理さん(元℃-ute)のように、上國料さんもハロプロを新たな層に届ける起爆剤になると思います」(小沢氏)
「ハロプロ最強」の称号を引っ提げて、上國料がお茶の間のハートをノックアウトするか。
◆取材・文/原田イチボ(HEW)