ライフ

美容整形 切らずにたるみを解消する「ハイフ」とはどんな施術か

aa

ハリ感がアップするというアサミ美容外科の「ハイフ」(撮影/北原千恵美)

 年をとって骨がやせるとともに、皮膚が雪崩のように落ちるのがたるみの原因。そんなたるみを解消するために、プチ整形を受けたいという声も多い。女性セブン読者2715人を対象に美容整形に関するアンケートを実施したところ、「プチ整形を受けてみたい箇所」1位が「シミ・ほくろ・そばかす・肌のくすみ」、2位が「ほうれい線・ほおのたるみ、目の下のたるみ」だった。

 そんな「たるみ」を解消するのが、切らずにリフトアップできると話題のハイフや、即効性抜群のヒアルロン酸注射などだ。それらが一体どんなものなのか、実際に行われている施術を紹介する。

◆ハイフ

●ハイフ/アサミ美容外科

Before

Before(撮影/北原千恵美)

After

After(撮影/北原千恵美)

【価格】顔(1000ショット)2万4750円~
【ダウンタイム】ほぼなし(直後は赤くなることあり)
【施術時間】約20分
【通院頻度】3~6か月おき

 ハイフは真皮層のさらに奥にあるSMAS筋膜に超音波を当て、熱ダメージによって筋膜を凝縮させて皮膚を引き締めるしくみ。また、刺激を与えることで自然治癒作用が働き、コラーゲンが生成されてハリ感がアップする効果も。

「それほど痛みもなく、施術後も赤みが残るくらいでダウンタイムがほぼないので人気です。直後でも、シュッとした感じが実感できます。ただ、50代以上は一度で劇的な効果は難しいでしょう。ほおは半年に1度、目の周りは月に1度の施術を」(アサミ美容外科渋谷院院長・浅見善康さん)

・アサミ美容外科 渋谷院
東京都渋谷区宇田川町36-2 ノア渋谷12F

●ソノクイーン/品川スキンクリニック

ああ

目元の小じわにも効果が期待できる「ソノクイーン」(写真/品川スキンクリニック提供)

【価格】1万6500円(ほお120ショット)
【ダウンタイム】ほぼなし(まれに赤みが2〜3日続く)
【施術時間】約20分
【通院頻度】約6か月

「痛みを最小限に抑えられる最新のマシンです。照射パワーが3種類から選べるので、フェイスラインのたるみだけでなく、目の周りなど皮膚の薄いところに照射して目元の小じわを改善させることもできます」(品川スキンクリニック品川本院院長・清水脩介さん)

 施術直後よりも、1か月後くらいがいちばん効果が見えるそう。

・品川スキンクリニック 品川本院
東京都港区港南2-5-3 オリックス品川ビル6F

●スーパーハイフ/共立美容外科・歯科

ああ

顔のリフトアップに効果が期待できる共立美容外科・歯科の「スーパー―ハイフ」(撮影/北原千恵美)

【価格】8万8000円(顔全体シングル180ショット)~
【ダウンタイム】ほぼなし(赤みやはれが数日続くことあり)
【施術時間】約30分
【通院頻度】約6か月おき

「リフトアップといえば、10年前までは糸で皮膚を持ち上げていたものですが、いまは切らずに小顔になれるハイフが人気です。エステサロンでも行われていることもありますが(非医療用ハイフ使用)、医療施設のマシンのほうが超音波の出力パワーが強いため、引き締め効果も断然違いますよ」(共立美容外科・歯科 新宿本院 医師・川上勉さん)

 3種類の出力の超音波を使い分け、その人の悩みに応じて医師が的確な照射を決めて施術する。浅い照射を用いれば目の周りや口元などデリケートな部分も可能。クリーム状の麻酔を塗ってくれるので、痛みに弱い人も安心して受けられる。

・共立美容外科・歯科 新宿本院
東京都渋谷区代々木2-9-2 久保ビル7F

関連キーワード

関連記事

トピックス

“令和の小泉劇場”が始まった
小泉進次郎農相、父・純一郎氏の郵政民営化を彷彿とさせる手腕 農水族や農協という抵抗勢力と対立しながら国民にアピール、石破内閣のコメ無策を批判していた野党を蚊帳の外に
週刊ポスト
緻密な計画で爆弾を郵送、
《結婚から5日後の惨劇》元校長が“結婚祝い”に爆弾を郵送し新郎が死亡 仰天の動機は「校長の座を奪われたことへの恨み」 インドで起きた凶悪事件で判決
NEWSポストセブン
6月2日、新たに殺人と殺人未遂容疑がかけられた八田與一容疑者(28)
《別府ひき逃げ》重要指名手配犯・八田與一容疑者の親族が“沈黙の10秒間”の後に語ったこと…死亡した大学生の親は「私たちの戦いは終わりません」とコメント
NEWSポストセブン
「最後のインタビュー」に応じた西内まりや(時事通信)
【独占インタビュー】西内まりや(31)が語った“電撃引退の理由”と“事務所退所の真相”「この仕事をしてきてよかったと、最後に思えました」
NEWSポストセブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬・宮城野親方
【元横綱・白鵬が退職後に目指す世界戦略】「ドラフト会議がない新弟子スカウト」で築いたパイプを活かす構想か 大の里、伯桜鵬、尊富士も出場経験ある「白鵬杯」の行方は
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問される佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《ブラジルへ公式訪問》佳子さま、ギリシャ訪問でもお召しになったコーラルピンクのスーツで出発 “お気に入り”はすっきり見せるフェミニンな一着
NEWSポストセブン
「日本人ポップスターとの子供がいる」との報道もあったイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
イーロン・マスク氏に「日本人ポップスターとの子供がいる」報道も相手が公表しない理由 “口止め料”として「巨額の養育費が支払われている」との情報も
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
《会社の暗部が暴露される…》フジテレビが恐れる処分された編成幹部B氏の“暴走” 「法廷での言葉」にも懸念
NEWSポストセブン
渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト
 6月3日に亡くなった「ミスタープロ野球」こと長嶋茂雄さん(時事通信フォト)
【追悼・長嶋茂雄さん】交際40日で婚約の“超スピード婚”も「ミスターらしい」 多くの国民が支持した「日本人が憧れる家族像」としての長嶋家 
女性セブン
母・佳代さんと小室圭さん
《眞子さん出産》“一卵性母子”と呼ばれた小室圭さんの母・佳代さんが「初孫を抱く日」 知人は「ふたりは一定の距離を保って接している」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《レーサム創業者が“薬物付け性パーティー”で逮捕》沈黙を破った奥本美穂容疑者が〈今世終了港区BBA〉〈留置所最高〉自虐ネタでインフルエンサー化
NEWSポストセブン