芸能

“芸歴2才”の衝撃 高田ぽる子、魅力の源泉は「素朴なのに芸達者」

芸歴2年目、22歳で出場した高田ぽる子は総合4位の結果に。準決勝でも会場から大きな笑いを誘った

史上最年少で決勝に進出、総合4位の大健闘

 今年の『R-1グランプリ』で第4位を獲得し、“芸歴2才のぶっとび少女”というキャッチコピーの通り視聴者に大きな衝撃を与えたピン芸人・高田ぽる子。一体何者なのか、その魅力を探った。

 高田は1999年北海道出身。元々はミュージカルなどの舞台女優を目指し、エンタメ業界のプロを養成する札幌放送芸術&ミュージック・ダンス専門学校に通いつつ、メイド喫茶でも働いていた。

 芸人になるきっかけは現在の所属事務所であるマセキ芸能社のマネージャーに「芸人になってもいいんじゃないか?」と言われたことだったそうだ。これを機に2019年、お笑いの世界での活動を始めた。

 同年、女性のお笑い芸人が集うコンテスト『女芸人No.1決定戦 THE W』に出場するも、1回戦で敗退。だが翌2020年に出場した『R-1ぐらんぷり(現・R-1グランプリ)』では初出場にして準々決勝へと進出した。

 前後して都内で初の単独ライブ『ぽるるんぽるんぽるるるるん!』も開催。小さな会場だが、フリップボードや歌、リコーダーの演奏、さまざまな小道具を駆使した公演はファンの間で密かに話題を呼んだ。実は高田はリコーダーが得意で、高校時代に札幌市内の大会で金賞を獲得したこともある実力者なのだ。

 2021年、“芸歴10年以内”と出場資格が変更された『R-1グランプリ』に参加し、若干22才にして史上最年少での決勝進出を果たす。決勝に挑んだネタは、フリップに描かれた老人のイラストを用いたインパクト抜群の内容で、特技のリコーダーを用いた妙に芸達者な演奏も披露して笑いを誘った。

関連記事

トピックス

佳子さまも被害にあった「ディープフェイク」問題(時事通信フォト)
《佳子さまも標的にされる“ディープフェイク動画”》各国では対策が強化されるなか、日本国内では直接取り締まる法律がない現状 宮内庁に問う「どう対応するのか」
週刊ポスト
『あんぱん』の「朝田三姉妹」を起用するCMが激増
今田美桜、河合優実、原菜乃華『あんぱん』朝田三姉妹が席巻中 CM界の優等生として活躍する朝ドラヒロインたち
女性セブン
東日本大震災発生時、ブルーインパルスは松島基地を離れていた(時事通信フォト)
《津波警報で避難は?》3.11で難を逃れた「ブルーインパルス」現在の居場所は…本日の飛行訓練はキャンセル
NEWSポストセブン
別府港が津波に見舞われる中、尾畠さんは待機中だ
「要請あれば、すぐ行く」別府湾で清掃活動を続ける“スーパーボランティア”尾畠春夫さん(85)に直撃 《日本列島に津波警報が発令》
NEWSポストセブン
宮城県気仙沼市では注意報が警報に変わり、津波予想も1メートルから3メートルに
「街中にサイレンが鳴り響き…」宮城・気仙沼市に旅行中の男性が語る“緊迫の朝” 「一時はネットもつながらず焦った」《日本全国で津波警報》
NEWSポストセブン
モンゴルを公式訪問された天皇皇后両陛下(2025年7月16日、撮影/横田紋子)
《モンゴルご訪問で魅了》皇后雅子さま、「民族衣装風のジャケット」や「”桜色”のセットアップ」など装いに見る“細やかなお気遣い”
夜の街での男女トラブルは社会問題でもある(写真はイメージ/Getty)
「整形費用返済のために…」現役アイドルがメンズエステ店で働くことになったきっかけ、“ストーカー化した”客から逃れるために契約した「格安スマホ」
NEWSポストセブン
大谷家の別荘が問題に直面している(写真/AFLO)
大谷翔平も購入したハワイ豪華リゾートビジネスが問題に直面 14区画中8区画が売れ残り、建設予定地はまるで荒野のような状態 トランプ大統領の影響も
女性セブン
技能実習生のダム・ズイ・カン容疑者と亡くなった椋本舞子さん(共同通信/景徳鎮陶瓷大学ホームページより)
《佐賀・強盗殺人》ベトナム人の男が「オカネ出せ。財布ミセロ」自宅に押し入りナイフで切りつけ…日本語講師・椋本舞子さんを襲った“強い殺意” 生前は「英語も中国語も堪能」「海外の友達がいっぱい」
NEWSポストセブン
大日向開拓地のキャベツ畑を訪問された上皇ご夫妻(2024年8月、長野県軽井沢町)
美智子さま、葛藤の戦後80年の夏 上皇さまの体調不安で軽井沢でのご静養は微妙な状況に 大戦の記憶を刻んだ土地への祈りの旅も叶わぬ可能性も
女性セブン
休場が続く横綱・豊昇龍
「3場所で金星8個配給…」それでも横綱・豊昇龍に相撲協会が引退勧告できない複雑な事情 やくみつる氏は「“大豊時代”は、ちょっとイメージしづらい」
週刊ポスト
NYの高層ビルで銃撃事件が発生した(右・時事通信フォト)
《5人死亡のNYビル乱射》小室圭さん勤務先からわずか0.6マイル…タムラ容疑者が大型ライフルを手にビルに侵入「日系駐在員も多く勤務するエリア」
NEWSポストセブン