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2021.03.28 16:00  週刊ポスト

国広富之 日舞を時代劇に活かす「ちょっとした動きで引き立つ」

 七七年のデビューから十年近く、次々と人気ドラマに出演し、多忙な日々を送った。

「一年レギュラーをやったら、五十本になります。それが重なると一年で八十とか九十とか。当時は各局ともテレビドラマをたくさん作っていて、僕だけでなくベテランさんも何冊も台本を持って掛け持ちしていました。ちょっとした撮影の合間も、翌日に撮る別のドラマのせりふを覚えたり。みんなそんな感じで過ごしていました。寝ないで仕事していた時期が十年近くありましたね」

 大映ドラマでは八〇年代は主人公たちを支える大人のポジションに回っている。

「若者を支えたり、アドバイスをする役が多かったですね。みんな十歳くらい年下ですし、僕も十年やってかなりの場数を踏んできましたから」

【プロフィール】
春日太一(かすが・たいち)/1977年、東京都生まれ。主な著書に『天才 勝新太郎』『鬼才 五社英雄の生涯』(ともに文藝春秋刊)、『なぜ時代劇は滅びるのか』(新潮社刊)など。本連載をまとめた『すべての道は役者に通ず』(小学館)が発売中。

撮影/五十嵐美弥

※週刊ポスト2021年4月2日号

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