ライフ

医療脱毛の正しい病院の選び方 注目すべきは「専門医」と「機器」

若い女性が「VIO脱毛」する理由に変化も

「VIO脱毛」する人が増えているという

 暖かくなってくるこの季節、そろそろムダ毛の処理をしたいと考える人も多いだろう。「わき」や「うで」はもちろん、最近では「アンダーヘア(VIOライン)」の脱毛をする人も増えている。また、アンダーヘアの脱毛については、清潔さを保つという理由でも、注目されている。

 では、実際に脱毛をするとき、どの方法を選べばいいのだろうか。美容皮膚科医の慶田朋子さんはこう話す。

「かみそりやシェーバー、除毛テープなどによるセルフケアは、肌を傷つける可能性がとても高いんです。たとえばかみそり負けをしたことはありませんか? これは肌のバリア機能が刃物などの刺激によって壊され、皮膚に炎症が起きた状態。放っておくと感染症の原因にもなります」(慶田さん・以下同)

 特にアンダーヘアのセルフケアは性感染症の一因にもなりかねないという。

 おすすめの方法は、医師の手によるレーザー脱毛だ。永久脱毛ができるだけでなく、レーザーの作用で毛穴がしまってシミやくすみも改善され、きめが整う。二度と毛が生えてこないので、剃毛で肌をこれ以上傷めることもない。

「医療脱毛とは、医療用のレーザーを照射することで、毛根にある毛を生やす組織を安全に破壊する方法です。レーザーの照射スピードが速くなったので、1回の施術時間は大幅に短縮し、痛みもほとんどありません。処理した場所の毛は9割以上確実に生えなくなり、残る毛は産毛になります」

 施術を行えるのは医療資格を持つ医師・看護師のみだ。かつては施術中に痛みがあったが、いまは冷却ガスで冷やしながらレーザーを照射するのでほとんど痛みはない。VIO脱毛では麻酔クリームを塗って行う。

 一方、エステサロンなどで行われる脱毛は、レーザー光を毛根のメラニン色素に照射し、毛根を弱らせていく方法だ。毛が目立たなくなるまで何度も施術しなくてはならず、時間がかかる。永久脱毛というよりは軽い減毛だが、安価である。ただし、浅黒い肌だと熱傷のリスクが高い。

 どの方法にすべきかは、それぞれのメリット・デメリットを考えたうえで決めよう。

関連記事

トピックス

「第65回海外日系人大会」に出席された秋篠宮ご夫妻(2025年9月17日、撮影/小倉雄一郎)
《パールで華やかさも》紀子さま、色とデザインで秋を“演出”するワンピースをお召しに 日系人らとご交流
NEWSポストセブン
立場を利用し犯行を行なっていた(本人Xより)
【未成年アイドルにわいせつ行為】〈メンバーがみんなから愛されてて嬉しい〉芸能プロデューサー・鳥丸寛士容疑者の蛮行「“写真撮影”と偽ってホテルに呼び出し」
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(容疑者の高校時代の卒業アルバム/容疑者の自宅)
「軍歌や歌謡曲を大声で歌っていた…」平原政徳容疑者、鑑定留置の結果は“心神耗弱”状態 近隣住民が見ていた素行「スピーカーを通して叫ぶ」【九州・女子中学生刺殺】
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(左/共同通信、右/公式サイトより※現在は削除済み)
《“やる気スイッチ”塾でわいせつ行為》「バカ息子です」母親が明かした、3浪、大学中退、27歳で婚約破棄…わいせつ塾講師(45)が味わった“大きな挫折
NEWSポストセブン
池田被告と事故現場
《飲酒運転で19歳の女性受験生が死亡》懲役12年に遺族は「短すぎる…」容疑者男性(35)は「学校で目立つ存在」「BARでマジック披露」父親が語っていた“息子の素顔”
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
9月6日に悠仁さまの「成年式」が執り行われた(時事通信フォト)
【なぜこの写真が…!?】悠仁さま「成年式」めぐりフジテレビの解禁前写真“フライング放送”事件 スタッフの伝達ミスか 宮内庁とフジは「回答は控える」とコメント
週刊ポスト
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
世界選手権東京大会を観戦される佳子さまと悠仁さま(2025年9月16日、写真/時事通信フォト)
《世界陸上観戦でもご着用》佳子さま、お気に入りの水玉ワンピースの着回し術 青ジャケットとの合わせも定番
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン