早慶大合格者を順調に伸ばす神奈川の公立勢
こうした状況下で行われた今年の入試で、早慶に強かった学校はどこなのか──。
早稲田大+慶應義塾大トップは開成の397人だった。早稲田大は13年連続、慶應義塾大は8年連続のトップだ。開成は東大も40年連続トップで、首都圏の人気3大学のトップを独占している。
2位は昨年より77人合格者が増えて309人となった日比谷、3位は渋谷教育学園幕張で、ここまでが300人超だ。
4位は浅野、5位は湘南、6位は横浜翠嵐だった。トップ10に公立高が4校入り、男子校が6校で、女子校はゼロだった。
また、神奈川の学校が強い。特に伸びているのが横浜翠嵐で、早稲田ではこの3年、87人→118人→163人、慶應では84人→97人→121人と順調に伸びている。東大でも21人→26人→49人の激増ぶりだ。