早慶合格校を学部別に見てみたら…
学部別のトップ校を見ると、早稲田大では開成が政治経済、法、基幹理工、先進理工の4学部、頌栄女子学院は国際教養と文化構想の2学部でトップだった。
教育学部は湘南、商学部は浦和・県立、船橋・県立、城北の3校、社会科学部は浦和・県立、文学部がおう(區へんに鳥)友学園女子、創造理工学部は聖光学院、人間科学部は栄東、スポーツ科学部は本郷だった。
一方、慶應義塾大の学部別トップを見ると、文と法の2学部が頌栄女子学院、経済学部が浅野、商学部が横浜翠嵐、医学部が筑波大付駒場、理工学部が開成、総合政策学部が洗足学園、環境情報学部が攻玉社、看護医療学部が横浜共立学園、薬学部が湘南だった。公立高がトップだった2学部を除き、残りは別学の一貫校が占めた。
私学の雄2校の人気は、コロナ禍を経て今後どうなっていくのか、注目したい。
●文/安田賢治(大学通信常務取締役)