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不倫離婚騒動の楽天・則本昂大を待つ「こどもの日登板」の試練

則本には新たな“壁”が立ちはだかる(写真/共同通信社)

則本には新たな“壁”が立ちはだかる(写真/共同通信社)

「これまでより一番緊張感があった。とにかく初登板で勝ちをもらえたのは非常に大きい」。今季初先発となった3月31日のロッテ戦(ZOZOマリン)で6回1/3を投げて4安打1失点で白星を飾った楽天・則本昂大(30)。お立ち台では笑顔を見せず、神妙な面持ちで語った。

 本誌・週刊ポスト2021年4月9日号で報じた則本の不倫・離婚騒動。2013年に高校時代の野球部マネージャーだった女性と結婚、2人の子供をもうけながら別の女性と不倫関係となり、昨年に離婚。さらに、その女性との間には子供が生まれていた。

「欲しいタイトルはベストファーザー賞」と語るなど、家族愛を強調してきた則本だけあって、反響は大きかったが、球団内の反応はまちまちだった。

「事情を知らなかった若手選手たちは驚いていましたが、主力選手たちは『知っていましたよ』と淡々とした反応が多かった。家族ぐるみで付き合ってきた選手の中には、離婚した時点で則本とは距離を置いている人も多かったようです」(楽天担当記者)

 今季初登板で結果を出してグラウンド上でイメージ回復と思いきや、則本には新たな“壁”が立ちはだかる。

「現在のローテーションだと、則本は5月5日、こどもの日にソフトバンク戦で登板する。球場には子連れも多く訪れ、家族を対象にしたイベントも企画されるでしょうから皮肉な巡り合わせです。それまでに雨天順延があれば登板日はズレるでしょうが……」(同前)

 天は則本に味方するか。

※週刊ポスト2021年4月16・23日号

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