その後、施設に入所した母親はそこで出会った「臨床美術」によって少しずつ笑顔をみせるようになり、2014年に旅立った。16年に及ぶ介護を振り返り、安藤氏はこう話す。
「父の死をきっかけに母の状態が悪化する中、私にとって初めての介護は予期せぬ出来事と試行錯誤の連続でした。介護に正解はないので、困った時やつらい時は迷わず『助けてほしい』と周りを頼らなくてはいけない。決して簡単ではないけど、それが長い介護を経験した私が学んだことです」
※週刊ポスト2021年4月16・23日号
その後、施設に入所した母親はそこで出会った「臨床美術」によって少しずつ笑顔をみせるようになり、2014年に旅立った。16年に及ぶ介護を振り返り、安藤氏はこう話す。
「父の死をきっかけに母の状態が悪化する中、私にとって初めての介護は予期せぬ出来事と試行錯誤の連続でした。介護に正解はないので、困った時やつらい時は迷わず『助けてほしい』と周りを頼らなくてはいけない。決して簡単ではないけど、それが長い介護を経験した私が学んだことです」
※週刊ポスト2021年4月16・23日号