芸能

かまいたち、ブーム支えるのは「山内の才能」と「濱家の女性ファン」

ブレイク中のかまいたち

ブレイク中のかまいたち

 お笑いコンビ・かまいたちの人気が、急上昇している。山内健司(40才)と濱家隆一(37才)それぞれのソロ出演も含めると、テレビのレギュラー番組はなんと12本。その上、数多くのバラエティー番組や特別番組に頻繁にも出演するものだから、もはや2人をテレビで見ない日はない。

 4月10日には、上方演芸界で最も長い歴史を持っている「第56回上方漫才大賞」で大賞を受賞。3月31日から濱家は、日本テレビ系の朝の情報番組『ZIP!』(午前5時50分~)の水曜パーソナリティーにも抜擢された。

 長い下積みを経て認知度を急激に上げたのは、4年前の2017年。『キングオブコント』で初優勝して、M-1グランプリも決勝に初進出(4位)。そのM-1で3年連続決勝進出を果たした2019年、結成15年のラストチャンスの年、ミルクボーイに次ぐ準優勝をしたことで一気に人気コンビとなった。

 2020年に開設した公式YouTubeチャンネル「かまいたちチャンネル」は、既に登録者数100万人を突破して、勢いはとどまるところを知らない。

 霜降り明星やEXITなどの“第7世代”の人気で押され気味だったかまいたちは、2020年2月の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の企画「僕らビミョーな6.5世代」に出演。第7世代が台頭している状況に不安をこぼしていたが、もはや“ビミョー”とはいえない活躍ぶりだろう。

 あるお笑い芸能事務所の幹部は「フリートークのボケも切れ味抜群の山内さんは、以前からダウンタウンの松本人志さん(57)にかわいがられていて、『ワイドナショー』(フジテレビ系)に準レギュラーで出演中です。当初は山内さんのお笑いセンスに注目が集まっていましたが、ここにきて濱家さんに付く女性ファンの影響力が大きくなっているんです。長身と端正な顔立ち、清潔感が、朝の情報番組に起用された理由の1つです」と話した。さらに濱家には料理が得意で、愛妻家というポイントもある。主婦層へのイメージも高いというわけだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン