眞子内親王(写真/共同通信社)
この場に同席した当時20歳の小室氏は、そのやり取りを録音していた(以下、文書より抜粋)。
元婚約者「返してもらうつもりはなかったんだ」
母「そんなのってあるの?」
元婚約者「いやあ、あるんですかねって、だって、その時はだって…」
母「だってあるんですかねってそんなの私不思議。そういう方と出会ったことないから。そう」
元婚約者「うん。返してもらうつもりは全くなく…お金出してましたよ」
小室氏はこの内容について〈録音をしておいた方がよいのではと考え咄嗟に録音したものだった〉と記している。後になって元婚約者側に録音の存在を明かした経緯からも、“隠し録り”であった可能性が高い。
宮内庁関係者は驚きを隠さない。
「別れを切り出されてしまったとはいえ、それまでこの元婚約者は小室さんにとって、物心両面でお世話になっていた“父親代わり”のような存在だったはずです。それなのに“お金を返さなくてもいい”という発言を記録したうえで公開した。事前に文書を確認された眞子さまは、この点をどうお感じになったのでしょうか」
録音は“交際直後”
小室氏が眞子内親王と出会ったのは国際基督教大学(ICU)在学中の2012年6月。学内の交換留学説明会がきっかけだったとされている。その後、8月には交際がスタートしたと報じられている。元婚約者とのやり取りは、それからわずか1か月以内の出来事だった。
「まだ20歳の大学生なのに、後々のために録音テープを保存しておく周到さには驚きました。用心深さもさることながら、普段から習慣的に録音をしているのではないかとさえ思えてしまいます。
交際期間中から小室さんは何度も赤坂御用地内の秋篠宮邸を訪れ、皇嗣殿下や紀子さまはじめ、秋篠宮ご一家と交流を続けていました。2017年12月に『週刊女性』で佳代さんの金銭トラブルが報じられてからは、ご夫妻に事情を説明するため親子で秋篠宮邸を訪問したこともある。それらのやりとりも録音されていたりするのではないかと、宮内庁内で心配する声が上がっているのです」(前出・宮内庁関係者)