『週刊女性』の報道から約2か月後の2018年2月、宮内庁は結婚に向けた行事の延期を発表した。
その前後、小室母子はそれぞれ複数回、秋篠宮邸を訪れている。『女性セブン』(2019年1月3・10日号)はこう報じている。
〈佳代さんは2017年末と2018年1月中に、秋篠宮邸に足を運んだとされる。紀子さまがトラブルについての説明を求められ、佳代さんが応じたのだという。
その際、佳代さんが、にわかには信じられない要求を宮内庁側に伝えたそうだ。
「佳代さんは“騒動を収めるためにも、皇室でお金をサポートしてもらえないか”と提案したそうです。“大変なことにならないためにも”というニュアンスもあり、伝え聞いた紀子さまは唖然とするばかりだったそうです」(宮内庁関係者)〉
両家の間でどのようなやり取りが行なわれたかは定かでないが、そこで金銭をめぐるシビアな話が交わされていたとしても不思議ではない。それを小室氏が〈録音しておいた方がよいのでは〉と〈咄嗟に〉思いついたとしたら──。
宮内庁担当記者が言う。
「小室さんは2018年8月にアメリカ・ニューヨーク州のフォーダム大学に留学しますが、その直前の6月10日にも佳代さんと親子で秋篠宮邸を訪れました。そこでは金銭トラブルや結婚問題について、相当踏み込んだやり取りがあったと噂されています。
もし今後、結婚問題が暗礁に乗り上げてしまった場合、小室さんが自らの“正当性”を示すために、その時の録音を持ち出すこともあるのではないか。今回の文書を見ていると、そんな懸念すら覚えます」
※週刊ポスト2021年4月30日号