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「マンナンヒカリ」は一般的な雑穀ご飯に混ぜてもおいしい(写真/GettyImages)

おやつが食べたいなら「置き換え系」を駆使

 福田さんによると、特に人気が高いのは、「置き換え系」のダイエット食品だという。

 定番は、『フルグラ』などのグラノーラを使った商品。菊池さんも、グラノーラの食物繊維が腸内環境を整えて便秘を改善し、ポッコリお腹の解消に役立つと話す。

 とはいえ、注意が必要な商品もある。

「『DHCプロティンダイエット』シリーズは、スムージーからリゾットまで種類が豊富で人気。栄養素もよく考えられていて、ビタミンや食物繊維が豊富です。ただし、おいしくするために糖質や脂質の量が多いものも。成分表を確かめてから購入した方がいいでしょう」(菊池さん・以下同)

『カロリーメイト』や『1本満足バー』も、たんぱく質や鉄分、食物繊維、ビタミンなどのバランスがよく、ダイエット中に最適のおやつ。しかし、これも「これさえ食べていればやせる」というものではない。

「食べる量が少なすぎると、体は自動的に省エネモードになり、その状態で糖質や脂質を摂ると、かえって太りやすくなります。置き換えダイエットは長期間続けないのがポイントです」

新時代のダイエットに「完全食」がくる!

 福田さんが注目する次にくるダイエット食品は「完全食」と呼ばれるもの。

「一食で体に必要な栄養素を適切なバランスで摂ることができ、しかも低糖質、高たんぱくで太りにくい。忙しい人でも手軽に栄養バランスを整えてダイエットを目指すことができます」(福田さん)

 たとえば一食で1日に必要な栄養素の3分の1が摂れるという『BASE FOOD』。パンは4種類、パスタは2種類あり、月に1度自宅に届けてくれるサービスもあり、巣ごもり生活の強い味方だ。

 菊池さんは、健康的にダイエットするには、日頃の食事が最も重要と説く。たんぱく質やビタミンB群が豊富な牛肉、豚肉、鶏肉、卵などを積極的に食べることを推奨する。

「急激に体重を落とすのではなく、〝現在の体重の5%を減らすこと〟がダイエットの目安です。そして、やせたらその体重をキープすることがゴールです。無理な食事制限や極端な置き換えはせず、あくまでも食事をベースに、ダイエット食品は補助程度に食べるようにして」(菊池さん)

 ダイエット食品をうまく使って、ストレスなく理想の体重を目指したい。

※女性セブン2021年4月29日号

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