タクシーから降りる佳代さん(2020年)
「本来、一般人同士の金銭トラブルとは距離を置くべきお立場にある眞子さまが、小室家と一緒にAさんを追い込んだという格好です。眞子さまは小室さんの文書にかかわられただけでなく、当初から対応を主導された。そうなっては、皇族方を徹底してお支えする立場の宮内庁幹部は、何も意見できないでしょう」(皇室ジャーナリスト)
眞子さまと佳代さんは密に話し合い、対応の方針を固めたのだろう。
「いくら疑問の声が上がっても、小室さんと佳代さんはAさんに返金はしない姿勢を貫いてきました。しかし、その背景に“内親王の眞子さまが味方についているのだから、私たちに非はない”という考えがあったのであれば、その強硬な姿勢にもうなずけます」(前出・皇室関係者)
眞子さまの“関与”を、側近はなぜ明かしたのか。ある宮内庁関係者は次のように言う。
「眞子さまご本人の要請だったことは間違いないでしょう。そもそも、眞子さまの内心に触れる内容を、大夫の一存で発言できるわけがない」
そうした眞子さまの原動力は、“小室さん親子は私を利用していない”と、2人をかばうお気持ちだろう。
「小室さん親子についてさまざまなことが報じられる中で、“眞子さまは、小室家に利用されている”といった批判がありました。ですが、眞子さまはそうした批判を払拭するために、“ご自身が小室家の金銭トラブル解決に向けて積極的にかかわってきたこと”を示されたのだと感じます」(前出・宮内庁関係者)
秋篠宮ご夫妻は親の立場として、どうご覧になったのか。
「今回の文書は、眞子さまの関与だけでなく、同時に“眞子さまと小室家の距離の近さ”も露呈させました。婚約延期後、実の両親であるご夫妻と眞子さまはコミュニケーション不足が取り沙汰されています。一方で“よその家”である小室家とは親密なコミュニケーションを取っておられたのですから、ご夫妻のショックは計り知れません。実のご両親よりも、“佳代さんの背中”を追っていらっしゃるようにも見えるのです」(別の宮内庁関係者)
※女性セブン2021年5月6・13日号