国内

「週刊ポスト」本日発売! 五輪スポンサー71社の言い分ほか

 5月24日発売の「週刊ポスト」は、菅義偉・首相はじめ政権幹部が壊れたレコードのように「安全・安心なオリンピック」と繰り返す絶望のニッポンで何が起きているのか、テレビや新聞では絶対に知ることができない深層を抉り出す。沈黙を続ける五輪スポンサー企業71社を総直撃、政界では「小池百合子総理」の蠢動が。そして、結婚問題に揺れる眞子内親王と小室圭氏にとっても、オリンピックは重要な意味を持っていた――。

今週の見どころ読みどころ

◆<カラーグラビア>『オレたちひょうきん族』40年目の真実
いまや伝説となったお笑い番組『オレたちひょうきん族』を振り返る8ページの渾身特集。本誌連載も絶好調のビートたけしが明石家さんまとのカラミの内幕を語る。「今じゃすっかりカネもアイデアもなくなったテレビ業界」を憂いつつ、「『アドリブ』の実力に関しちゃ、やっぱり明石家さんまは群を抜いてたね」と振り返った。後半では、片岡鶴太郎、西川のりお、島崎俊郎が鼎談し、さらに初代ひょうきんアナ・山村美智も当時を語る。

◆東京五輪「賛成」か「反対」か スポンサー71社の回答 全社掲載!
国内の公式五輪スポンサーは71社ある。これは過去の五輪と比べるとケタ違いの多さである。それは、これまで「スポンサーは1業種1社」としてきた不文律を破って、日本の組織委員会がカネを集めまくった結果だった。しかも、そこには朝日、読売、毎日、日経、産経という5大全国紙も含まれるから、スポンサーへの批判の声が報じられることもなければ、スポンサーを直撃する取材もない。みんな同じ「五輪ムラ」の住人なのだ。ならば、週刊ポストがやる! 全社を直撃し、その回答をすべて全文掲載した。五輪をやるべきかどうか、すべての国民が考えるための一級資料を公開する。

◆「ワクチン上級国民」の抜け道接種あの手この手
政府肝いりの「大規模接種」はシステムトラブルを連発し、早くも炎上している。そもそも、五輪ごり押しのために「7月末までに高齢者接種完了」とか「一日100万回接種」などと総理大臣がぶち上げていることからして嘘八百なのだ。今のペースとワクチン供給では、オリンピックの開会が予定されている7月末には高齢者の半分も接種完了していないだろう。ちょっとカネや情報のある国民ほどそれを知っているから、接種の抜け道も次々と生まれている。「医療従事者」に潜り込む者、闇ワクチンに手を出す者、外国に「接種ツアー」に出かける者――政府の無策が生んだワクチン狂騒曲をリポートする。

◆<スクープ>「紀州のドン・ファン」を刺した元暴力団幹部が自民党支部代表に
ついに元妻が殺人容疑で起訴された「紀州のドン・ファン殺害事件」に新たな火種が見つかった。自民党のドン、二階俊博・幹事長のおひざ元で、なんとそのドン・ファンこと野崎幸助氏を襲って現金を奪った前科のある元暴力団幹部が自民党支部のトップに就いていたのである。直撃取材に自民党県連は絶句し、「支部代表になることは承認していない」と答えたが、当の代表は強盗事件について「何か関係あるんですか?」と開き直った。

◆<スクープ>オリックス新4番打者が宿舎で秘密の“3密合コン”
5月中旬のある夜、緊急事態宣言下の都内のホテルで6人の男女が「合コン」を開いた。男性陣3人は、オリックス・バファローズの主力選手だった。そのなかには「ラオウ」の異名を取るスラッガー、杉本裕太の姿もあった。彼らは夜の街に飲みに行けないことが不満だったのか、知人女性に「女の子を集めて」と懇願し、宿舎となったホテルの別室で深夜3時過ぎまで騒いでいたという。なかには「俺の部屋に来ない?」と誘われた女性もいて……。

◆「東京五輪はやめないで」眞子さまの願いと「小室さん帰国」
秋篠宮家の眞子内親王と婚約している小室圭氏は、ニューヨークでの留学をまもなく終えて、7月には同州の弁護士試験に臨む。その後、帰国して秋篠宮夫妻や国民に「金銭トラブル」の経緯を説明すると見られているが、宮内庁関係者の間では、「タイミングがまずいかも」と懸念する声があがっているという。オリンピックが開かれていれば国民の目はそちらに向くはずだったが、もし中止になれば「小室炎上」は避けられないからだ。

◆菅が辞めたら“またまた安倍”説に女帝・小池が「うっせぇわ!」
菅政権はもはや風前の灯火だが、自民党内の「ポスト菅」候補は揃いも揃ってコロナ戦犯ばかりで、後任探しは混沌としている。党内ではまことしやかに「安倍の再々登板」も囁かれるが、その安倍晋三・前首相は大規模接種のシステムトラブルをめぐる報道に「悪質な妨害愉快犯」と毒づいたことで、逆に自ら批判の的になっている。その裏で、二階俊博・幹事長、石破茂・元幹事長という党内実力派2人が、小池百合子・東京都知事と気脈を通じて「自民党乗っ取り」を狙っているという極秘情報が飛び込んできた。

◆昭和の傑物が成し遂げた「世紀の復活劇」
昭和のスターを振り返る人気企画。今回は「復活劇」に焦点を当てる。スポーツ界からはボクシングの輪島功一、プロ野球の江夏豊、大相撲の貴ノ花、政財界では田中角栄、松下幸之助、芸能界は美空ひばり、黒澤明というビッグネームが、いかにして「世紀の復活」を遂げたか、その経緯と秘密を紹介する。

◆<新連載第3回>永井豪『柳生裸真剣(やぎゅうらしんけん)』
ますます快調、話題沸騰の新連載は、早くもヒロイン・柳生十兵衛が大ピンチに。女であることを将軍・家光に知られた十兵衛は、全裸で土下座し、「女として仕えろ」という家光の要求に許しを請う。しかし、すでに下半身をたぎらせた家光は、十兵衛を足蹴にし、その「女の証しそのもの」に襲い掛かろうとするのだった――。

◆「子供のために」その気配りで大失敗!
幸せな老後と最期を探求する巻頭特集は、「子供への気配り」が仇になった悲劇を紹介する。マイホームを処分する、不動産投資を始めるといった「死後の備え」によって財産や家族の絆を失うケースは多い。その他、生前贈与でかえって税金が増えてしまう、医療保険で生活苦に、墓や葬式の準備が子供には大迷惑、といった実例を追い、何がいけなかったか、どうすればよかったかを分析する。実は「自分とパートナーのことだけ」考えておくのが正解ではないのか。そのための「15の手続き」も一覧表でわかりやすく解説する。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連記事

トピックス

自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
結婚披露宴での板野友美とヤクルト高橋奎二選手
板野友美&ヤクルト高橋奎二夫妻の結婚披露宴 村上宗隆選手や松本まりかなど豪華メンバーが大勢出席するも、AKB48“神7”は前田敦子のみ出席で再集結ならず
女性セブン
NBAロサンゼルス・レイカーズの試合を観戦した大谷翔平と真美子さん(NBA Japan公式Xより)
《大谷翔平がバスケ観戦デート》「話しやすい人だ…」真美子さん兄からも好印象 “LINEグループ”を活用して深まる交流
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「服装がオードリー・ヘプバーンのパクリだ」尹錫悦大統領の美人妻・金建希氏の存在が政権のアキレス腱に 「韓国を整形の国だと広報するのか」との批判も
NEWSポストセブン
野球人・江夏豊が球界に伝えておくべきことを語り尽くす(撮影/太田真三)
【江夏豊インタビュー】若い才能のある選手のメジャー移籍は「大いに結構」「頑張ってこいよと後押ししたい」 もし大谷翔平と対戦するなら“こう抑える”
週刊ポスト
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《私には帰る場所がない》ライブ前の入浴中に突然...中山美穂さん(享年54)が母子家庭で過ごした知られざる幼少期「台所の砂糖を食べて空腹をしのいだ」
NEWSポストセブン
亡くなった小倉智昭さん(時事通信フォト)
《小倉智昭さん死去》「でも結婚できてよかった」溺愛した菊川怜の離婚を見届け天国へ、“芸能界の父”失い憔悴「もっと一緒にいて欲しかった」
NEWSポストセブン
11月下旬に札幌ススキノにあるガールズバーで火災が発生(右はInstagramより)
【ススキノ・ガルバ爆発】「男は復縁の望みをまだ持っていた」火をつけた男は交際相手A子さんを巻き込んで死のうと…2匹の犬を失って凶行に
NEWSポストセブン
再婚
女子ゴルフ・古閑美保「42才でのおめでた再婚」していた お相手は“元夫の親友”、所属事務所も入籍と出産を認める
NEWSポストセブン
54歳という若さで天国に旅立った中山美穂さん
【入浴中に不慮の事故】「体の一部がもぎ取られる」「誰より会いたい」急逝・中山美穂さん(享年54)がSNSに心境を吐露していた“世界中の誰より愛した人”への想い
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《真美子さんのバースデー》大谷翔平の “気を遣わせないプレゼント” 新妻の「実用的なものがいい」リクエストに…昨年は“1000億円超のサプライズ”
NEWSポストセブン