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2021.05.28 10:00  NEWSポストセブン

花田優一に弟子入りした週刊誌記者「師匠は名字が大嫌い」と知る

「優さん」「西さん」と呼び合うことになった

「優さん」「西さん」と呼び合うことになった

 午後は、型紙の作り方を教わった。木型の外側半分にマスキングテープを貼るところまでは前回教わったが、今度はその続きだ。親指の付け根と小指の付け根の2点を結ぶ線を引き、マスキングテープを剥がし、白い画用紙に貼る。その後、縫いしろの余白を残して、しかるべきサイズに切り取る。図画工作に関するすべてのセンスが問われるのだ。

 辛うじて言われた通りに1枚真似できたところで、この日は15時半頃に切り上げた。夕方、優一氏は別の用事があるそうだ。

「これをお貸しするので、家でも練習してみてください」

 渡された紙袋の中には、大量の革の端切れとナイフなどの道具が入っていた。自主練をせよとの指示だ。多少負担には感じたものの、大事な仕事道具を貸してくれたのは、少しだけ認めてもらえたような気もした。

師匠は「花田」という名字が大嫌い

「都内にお住まいなら、途中まで送って行きますよ」

 お言葉に甘えて乗せてもらうと、車中で互いの呼び方についてこんな提案を受けた。

「西谷さんだと長いので、西さんにしますね」

「じゃあ僕も優一さんじゃなくて、優さんにしようかな。優一くんっていうのもあれだし、花田さんていうのもちょっと硬いですし」

「優一くんだと師匠らしくないですもんね。僕、花田っていう苗字が大嫌いなんですよ。優さんにしますか。二人称をどうするかって、結構大事な部分ですよね」

 花田という名字が嫌いだというのは、少し意外だった。花田家という特別な家に生まれたことの負の面を、嫌っているのかな。そんな想像が一瞬よぎったが、へーそうなんですね、とだけ答えた。

 この日以降、優一氏のことを私は「優さん」と呼ぶようになった。とはいえ、適度な距離感を保つためにも、記事中では優一氏という表記を続けたいと思う。

■取材・文/西谷格(ライター)

 

 

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