「地上波のスポーツニュースでプロ野球を取り上げる時間がかなり短くなっており、女子アナが取材現場に行く機会が少なくなっていますからね。単純に出会う確率が減少している。西武の源田壮亮がCS番組『プロ野球ニュース』(フジテレビONE)のキャスターを務めていた元乃木坂46の衛藤美彩と結婚したように、現場に出向けばカップル誕生の可能性は高くなるとは思いますが」
結婚は減少しているが、近年も交際報道はある。2017年8月にはヤクルト小川泰弘とフジテレビ三上真奈アナ、2019年5月にはヤクルトの原樹里とフジテレビの久慈暁子アナの交際が報じられたが、いずれも結婚には至らず交際終了となったようだ。かつては、カトパンも西武時代の片岡治大と噂になったり、ダルビッシュ有とのデートが報道されたりしたこともあった。なぜ、プロ野球選手と女子アナは交際しても結婚まで至らないケースが増えているのか。
「かつては取材を通じて知り合っていたので、毎日のように相手の仕事ぶりを間近で見ていたから、お互いの職業の大変さを理解しやすかった。しかし、今は現場に行く女子アナが減っていますから、相手の仕事への理解度はどうしても下がるでしょうし、時間もすれ違いになる。それらが破局の原因になるのでは」
もう1つ考えられるのは、“覚悟”の違いだという。
「本来、取材者のアナウンサーと被取材者の選手は、適切な距離を保たなければならない。職業倫理的には両者が付き合うなんてご法度なわけです。最近はそんな風潮が薄れてきていますが、1990年代や2000年代の頃は今と比べたら、随分とありました。だから、安易な気持ちでは交際できなかった。『付き合ったら結婚するしかない』と覚悟を持って交際していたのではないでしょうか。取材現場で知り合わなければ、そうはならなかったと思います」
プロ野球選手と女子アナの結婚は今後、減少していくのか。