開閉会式の演出チームの一員として苦労も
さらに椎名は、東京五輪・パラリンピックの開閉会式の演出チームの一員だったが、こちらも昨年12月にゴタゴタが表面化して、演出陣が解散。「椎名さんには何の非もないまま、コロナで余計な批判や迷惑を被ってしまった。2020年は気の毒な年でもありました」(前出・情報番組ディレクター)。
椎名は、6月10に配信された「FIGARO」のインタビューで、そんな鬱屈した思いも露わになった新作アルバムだと認めた上で、コロナに対しては「チキショー」と言い、「サンドバッグも経験しましたし」とバッシングも笑いながら振り返った。
昨年大みそかのNHK紅白歌合戦出場あたりから、若い世代の音楽ファンたちにも再注目を浴び始めている東京事変。今後も各方面からのオファーは続きそうだ。