機動隊突入から逮捕、保釈に至る流れを受けて、桜井のSNSをフォローしていた女性たちは、現状をどのように受け止めているのだろうか。2018年頃から桜井のSNSをフォローし続けているという会社員・Aさん(30代)は、こう語る。
「一番驚かされたのは、保釈されてすぐにインスタを次々と投稿していたことですね。ここまですぐに『桜井野の花』に戻れるのは、やはり並大抵の神経ではないと、逆に関心しました。実際、SNSでも非常に饒舌で、タダじゃ転ばない人だなというのが正直な印象です。おそらく、今回の逮捕劇もうまく利用して、復活を果たそうと目論んでいるのではないでしょうか」
保釈直後にSNSを続々と更新(桜井野の花・Instagramより)
保釈後のSNS更新頻度の高さと、その内容については、ファンらしき人物らも「もう少し静かにしていた方がよいのでは」「ののちゃん、ちょっとはっちゃけすぎでは?」といった反応を見せている。
自称・YouTuberウォッチャーで、キャバ嬢たちのSNS動向にも詳しいネット広告企業で働く女性・Bさん(30代)は、こうした桜井の言動に対して、次のように分析する。
「よくも悪くも、なにがバズるのかわかっている人という印象ですね。犯罪行為すらも、あたかも『武勇伝』であるかのようにブランディングに利用し、ここからさらに飛翔していくように見せる演出をしています。実際に、桜井さん周辺のキャバクラ嬢や、『夜の街』関連の職種の人たちのなかには、SNSで彼女の保釈を『完全復活!』と盛り上げている人もいます。
しばしば、YouTuberが問題を起こし、炎上したうえで謝罪動画を投稿することがありますが、彼ら/彼女たちにとっては『謝罪』も再生回数をアップさせるための重要なコンテンツという位置づけなのでしょう。ただ、逮捕された事実を軽く捉え、そこに商機を見出そうというのは、モラル的に大きな問題があると思います」
逮捕時には年齢のサバ読みや既婚者であることなどが次々と明るみにでた桜井。しかし、こうした様々な「逆風」も、炎上コンテンツで多くのフォロワーを獲得してきた彼女にとっては、「どこ吹く風」どころか「追い風」と感じているのかもしれない。