父との絶縁後、ひたすら卓球に打ち込んだ福原は2012年のロンドン五輪は団体で銀メダル、2016年のリオデジャネイロ五輪は団体で銅メダルを獲得し、リオ大会後に江と結婚した。ようやく「理想の家庭」を手に入れたはずの福原だったが、運命は過酷だった。
「端正なルックスで『卓球王子』と呼ばれた江さんは結婚後に一変。育児に励む愛ちゃんに強く当たるようになったそうです。大きなショックを受けた愛ちゃんは離婚を決意し、別の男性と親しくなってしまった。
いかにも愛ちゃんらしいのは、台湾で同居する千代さんに自分の悩みを打ち明けなかったことです。実際に日本で不倫騒動が起きるまで、千代さんは愛ちゃんの悩みや夫婦関係についてまったく知りませんでした。愛ちゃんは、卓球以外のプライベートの悩みを、どうやって母親に相談すればいいかわからなかったのでしょう」(前出・福原の知人)
卓球のラリーのように、自分の悩みをぶつけたら返してくれる家族が彼女には必要だったのかもしれない。
※女性セブン2021年7月29日・8月5日号