国際情報

米軍トップに「クーデター男」と叩かれたトランプが「左翼め!」

今ではすっかりバイデン側近になったミリー氏。話す時もちゃっかりマスク着用になった(AFP=時事)

今ではすっかりバイデン側近になったミリー氏。話す時もちゃっかりマスク着用になった(AFP=時事)

 ミリー氏の裏切りに憤りが収まらぬトランプ氏に代わって、親トランプ派の論客であるFOXニュースの人気キャスター、タッカー・カールソン氏はこう一刀両断する。

「2020年秋、2人の元将校が、『トランプ氏が辞めないのであれば、軍がホワイトハウスから追い出せばいい』という手紙をミリー統合参謀本部議長あてに送りつけたことがある。今にして思えば、ミリー氏は彼らと同じ穴のムジナだった。シビリアン・コントロールを無視する人物が制服組のトップに座り続けているのは許しがたい。ただちに辞めよ!」

 トランプ氏がワシントンを去って半年、この夏から秋にかけて、トランプ氏の治世を描いた暴露本が2冊ないし3冊出ると言われている。それらのなかでは、ミリー氏だけでなく、多くの元側近がトランプ氏の行状を告発すると見られている。もちろんそれを甘んじて受け入れるトランプ氏ではない。アメリカの親トランプvs反トランプの論争は、再びヒートアップしそうである。

■高濱賛(在米ジャーナリスト)

関連記事

トピックス