芸能

芸歴30年の原田泰造 リアルに「曲がったことが大嫌い」

主役から脇役までこなす演技力の源とは?(AFP=時事)

主役から脇役までこなす演技力の源とは?(AFP=時事)

 お笑い芸人で俳優の原田泰造(51)が主演を務める人気ドラマシリーズ最新作『サ道2021』(テレビ東京系)が7月9日よりスタートした。今年で芸歴30年を迎えた彼は、なぜファンに愛され続けているのだろうか。

 1991年に渡辺プロダクション(現・ワタナベエンターテインメント)に所属し、お笑いコンビ・パープルンとしてキャリアをスタートさせた原田泰造。だがほどなく相方が借金問題を抱えて消えてしまい、同期生の堀内健とお笑いコンビ・フローレンスを結成してリスタートを切ることになる。

 フローレンスの活動は約2年間続き、手応えもあったものの、ともにボケ担当である点がネックだったという。そんな中、1年先輩でお笑いコンビ・ジュンカッツを解散したばかりだったツッコミ担当の名倉潤を引き入れ、1993年にお笑いトリオ・ネプチューンが誕生した。

 その後、1995年より人気バラエティ番組『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)に出演し始めると一気にブレイク。お笑いライブを開催すると会場に溢れるほどのファンが押し寄せるようになったという。

 ネプチューンの一員としてお茶の間で知られるようになった原田泰造だが、一方では俳優としてのキャリアも着々と積み重ねていった。2000年に放送されたテレビドラマ『編集王』(フジテレビ系)では初の単独主演を務め、同ドラマでの演技が評価されると俳優としての仕事も増加していった。

 今やお笑い芸人として誰もが知る存在に上り詰めるとともに、役者としても数多くのテレビドラマや映画で活躍している原田泰造。今年は主演作『サ道2021』のほか、2月に放送されたオムニバス形式のテレビドラマ『六畳間のピアノマン』(NHK総合)で第3話の主演を務めたほか、6月25日公開の映画『夏への扉 ─キミのいる未来へ─』にも出演。さらにコロナ禍で公開延期となっている映画『キネマの神様』への出演も発表されている。

関連キーワード

関連記事

トピックス

モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト