7月28日に初戦(対ドミニカ共和国)を迎える侍ジャパン。稲葉篤紀・監督(48)から“開幕投手”に指名されたのはオリックスの山本由伸(22)だ。
「これまで絶対的エースだった菅野智之(31・巨人)がコンディション不良で代表を辞退したいま、今季パ・リーグの投手三冠の山本は、間違いなく投手陣の大黒柱。決勝トーナメントの大一番でもう一度先発できるスケジュールを考えた初戦起用です」(スポーツ紙デスク)
そんな山本の姿が目撃されたのは7月11日の夜のこと。ペナント前半戦最後の登板(9日)を7回零封で9勝目を挙げた山本は一足先に単身チームを離れ、オールスターまでのつかの間のオフを都内の高級ホテルで過ごしていた。
この日、山本が夕食に向かったのはホテル隣接のイタリアンレストランの個室。ワゴンに乗せられた前菜やデザートを客が選ぶスタイルの“ひとりメシ”には場違いな店。案の定、そこには待ち合わせの女性2人組がいた。女性2人はいずれもすらりとした長身で、ピンク色のふんわりとしたワンピース姿だ。
そのひとりはモデルの野崎萌香(31)。連れの女性は野崎の友人で、山本とも親しい様子だった。居合わせた客が語る。
「主に女性たちが会話をリードしているようで、6畳ほどの個室からは笑い声が聞こえてきました。お酒もかなり進んでいたのか、トイレに立った山本投手の顔はかなり赤らんでいましたね」
19時頃から始まった食事がお開きになったのは22時すぎ。この日の東京はまん延防止等重点措置(まん防)が発出中だったが(翌12日に緊急事態宣言発出)、店では23時の閉店間際まで酒類を提供していた。
先に店を出たのは野崎と友人で、ヒソヒソ話をしながらホテル棟方向へ。
残った山本はその直後に店を後にし、ホテルに戻っていく。だが、なぜか客室直結のエレベーターには向かわず、エスカレーターでいったんロビーへ降りる。サインプレーのような示し合わせた動きでロビー階で待っていた2人と再び合流。3人で客室行きのエレベーターに乗り込んで消えていった。
その間、野崎はずっと山本に寄り添い、友人は一歩離れたくらいの距離感を保っていた。さらに、山本の手には野崎からプレゼントされた大きな白い紙袋が握られていた。
野崎と友人がロビーに降りてきたのは日付が変わる頃。在阪球団所属で都内での宿泊機会が少ない山本は、野崎との時間を少しでも長く楽しみたかったのだろうか。