ビジネス

ユニクロ、GU、無印、ワークマン 汗かきおじさんに最強のアウターTシャツは?

酷暑下ではTシャツ1枚でも汗が止まらない

酷暑下ではTシャツ1枚でも汗が止まらない

 猛暑を通り越して“酷暑”が続く夏──。汗かきの人にとってはTシャツ1枚でも蒸れや汗染みが気になる季節だが、近年は吸放湿性や速乾性、接触冷感などに優れたTシャツも多数売られている。ファッションジャーナリストの南充浩氏が、主要なカジュアル衣料チェーンの最新商品を試着して、「汗かきでも不快にならない最強のアウターTシャツ」を選出する。

 * * *
 今年も記録的な猛暑が続く本格的な夏が到来しました。筆者は汗かきなうえに「暑い気温」そのものが嫌いなので、夏は苦手です。この時期はできるだけ軽装かつ薄着で過ごすことを心掛けていますが、逆にTシャツ1枚やポロシャツ1枚を素肌に着ると、大量の汗で常に濡れ続けているため、これもまた不快なうえ、他人からの見映えも良くありません。

 そんな自分に嬉しいアイテムが数年前から登場しています。各社から発売されているインナーTシャツです。薄手の生地でできているためTシャツの下に着用しても目立たない肌着です。

Tシャツ「2枚重ね」で不快感は軽減されるか

 ユニクロの「エアリズムシームレス」やグンゼの「インティー」などが有名ですが、これを1枚下に着るだけで、アウターのTシャツへの汗染みは驚くほど軽減されます。2017年からずっとインナーTシャツの上からTシャツを重ねるスタイルで夏を過ごしています。

 しかし、まだ不快な面もあります。アウターTシャツの素材組成や分厚さ如何によっては、インナーTシャツがなかなか乾かず、汗で濡れた時間が長くなることです。そこで今回は、肌着の上から重ねても速乾性があり、快適だと思われるTシャツをご紹介したいと思います。

 まず、個人的には綿100%とか綿高混率のTシャツは真夏にあまり着用しません。男性には綿100%愛好家が多く、私もその一人ではあるのですが、真夏に綿100%を着ると“吸水性”はたしかにありますが“速乾性”に乏しいのです。そのため、長時間汗染みが乾かないままになってしまい、見映えも良くありませんし、着ている本人も不快感が続きます。

 とはいえ、繊維の技術も日進月歩です。綿100%や綿高混率でも快適さを売りにするTシャツは多数登場しています。そこで自分自身も含めた汗かきのおじさん世代にお勧めできる低価格ブランドの盛夏向けアウターTシャツがないか、実際に着用してレポートします。

関連キーワード

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト