ただし、全社員へのボーナスは異例の出来事。前出のイトマン関係者は「もちろん臨時ボーナスに全員大喜びですよ。大橋選手は感動だけじゃなく、お金までもたらしてくれました」と喜んだ。
スポーツライター・小林信也氏が言う。
「昔の企業所属選手は仕事もこなしていましたが、今は競技の練習に専念できる形が普通です。だからこそ、今回のように所属選手が結果を出したことで、周囲の従業員にまで還元されると、従業員たちの選手や支援競技への理解も深まるので、良いことだと思います」
手厚いバックアップとともに大橋の記録も伸びていくか。