芸能

薬丸裕英が明かすジャニーさん秘話「陰でほめられていたらしい」

ジャニ―さんとの思い出を語る

ジャニーズ入所のきっかけから子育ての方針などについて語った

 ジャニーズ所属アイドルとして芸能界に入り、巧みな話術と、その人柄でいまや日本を代表するタレントとなった薬丸裕英(55才)。コラムニストで放送作家の山田美保子さんが、デビュー当時からコロナ禍による別れ、家族との絆まで、くわしく聞いた。

 * * *

全然踊れなかったのにオーディションに合格

山田:先日、堀ちえみチャン(54才)と対談させていただいたら、ヤックンと石川秀美チャン(55才)がゴールインしたのは、ちえみチャンの家でのホームパーティーの帰り、「送っていってあげてね」と言った「私のおかげだと思う」と。

薬丸:いやいやいや、それはたぶん、記憶違いですね。だって、あの頃はみんな、一緒に撮られることを恐れていたし、ぼくらは彼女たちの男性ファンから疎ましく思われていたから、バラバラに帰っていましたよ。人の記憶って、けっこう不確かですよ。ウチ(シブがき隊)の解散だって布川(敏和サン・56才)と本木(雅弘サン・55才)は違う理由を言ってますから(笑い)。まぁぼくはあえて語らずに棺おけまで持っていこうと思ってるんですけどね。

山田:シブがき隊って活動期間は短くて、わずか6年なんですよね。

薬丸:短いんです。ジャニーズでいうとV6は26年も同じメンバーで続けてきた……、すごいことですよ。後輩たちにしても、踊りのクオリティーとか、やる気とか、仕事に対する姿勢とか素晴らしいですよね。ぼくなんかが「ジャニーズ出身」と語るのは本当に申し訳ないです。

山田:いえいえ、大人気でしたよ。あらためて入所のきっかけを教えていただけますか?

薬丸:はい、小学館が出していた『マイアイドル』でも何度も語りましたけど(苦笑)、「あなたも、たのきんトリオ(田原俊彦サン・60才、近藤真彦サン・57才、野村義男サン・56才)のバックで踊りませんか?」という広告を見た地元の友達が応募し、書類審査で合格して「ひとりは嫌だからつきあって」と言われてついて行ったのがぼくなんです。

山田:実は私、高1のとき、ジャニーズJr.の追っかけだったんですよ。

薬丸:え? その頃、もう「ジャニーズJr.」って名乗ってましたか?

 ぼくら、最初にジャニー(喜多川)さん(享年87才)に会いにTBSまで行ったとき、たのきんトリオの出待ちをしていたファンのかたたちから、「あんたたち、ジャニっ子?」って聞かれたんですよ。そもそも、そんなに大勢の女性ファンを見たのも初めてだったし、「いや、違います」と言うしかなかった。

関連記事

トピックス

ロッカールームの写真が公開された(時事通信フォト)
「かわいらしいグミ」「透明の白いボックス」大谷翔平が公開したロッカールームに映り込んでいた“ふたつの異物”の正体
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《白パーカー私服姿とは異なり…》真美子さんが1年ぶりにレッドカーペット登場、注目される“ラグジュアリーなパンツドレス姿”【大谷翔平がオールスターゲーム出場】
NEWSポストセブン
和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い 
女性セブン
几帳面な字で獄中での生活や宇都宮氏への感謝を綴った、りりちゃんからの手紙
《深層レポート》「私人間やめたい」頂き女子りりちゃん、獄中からの手紙 足しげく面会に通う母親が明かした現在の様子
女性セブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン