山田:真矢サンの東京オリンピック開会式での凜々しい棟梁の姿、岡江さんに見ていただきたかったですね。コロナ禍で薬丸家はご家族同士の向き合い方に変化はありましたか?
薬丸:やっぱり、こういう有事のときだからこそ絆が大切だなって。ウチは次男と三男がドイツにいて、ほかの家族はハワイにいることが多いこともあって、インターネットを駆使してつながれる時間を豊かなものにしようと思っています。これだけStayHomeが続くと心も疲弊するし体力も低下してしまうので、娘の友達のヨガの先生に“リモートヨガ教室”をやってもらって、家族でやったりもしています。あとは、とにかく言葉にして伝えようと。特に「ありがとう」はよく言うようにしています。あ、こんな美談にしちゃうと、「こいつ、イメージアップ狙ってるな」って言われちゃうといけないんで、トンチキソングの話のボリュームを多くしておいてください。
山田:(笑い)シブがき隊の曲は名曲揃いですよ。私は特に『月光淑女!(ムーンビーナス)』が大好きです。
薬丸:そういえば、このあいだ『バイキングMORE』(フジテレビ系)のCM中、ミッツ・マングローブ(46才)が、「『ドリーム・ラッシュ』は最高だ」って。山田サンもミッツも渋いところにいきますね。
山田:宴会ができるようになった暁には、ナマで聴かせてください!
【プロフィール】
薬丸裕英(やくまる・ひろひで)/1966年2月19日生まれ。東京都出身。1981年TBS「2年B組仙八先生」に出演。翌年、「NAINAI16」でシブがき隊としてデビュー。その後7年間、数々の実績を残し1988年解散。ソロになってからは数多くのドラマ、バラエティー、コマーシャルなどに俳優・タレントとして幅広く活躍中!
構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
撮影/田中智久
※女性セブン2021年8月19・26日号