山田:(爆笑)ジャニーさんのエピソードは尽きませんね。それにしても、「花の82年組」の皆さんが、いまも仲よしであることはすごいですね。
薬丸:40年の歳月を経ても、みんなで集えることは、なんかすごくうれしいし、ありがたいことだなぁって。
山田:それはやはり、ヤックンと(石川)秀美チャンご夫妻が核になっているからじゃないでしょうか。結婚後も、お仕事のオファーが星の数ほどあった秀美チャンが表舞台にお立ちにならないのは、もったいない気もしますが、すごいことだと思います。
薬丸:ウチはふたりとも同じ考えなんですが、子育てや家のことを全部自分たちでしたいっていう想いがあったんですね。つまり、ベビーシッターさんやハウスキーパーさんのお世話にはならなかったということです。
山田:5人も、お子さんがいらっしゃるのに? それは、すごいです!!
岡江さんに毎年贈っていた花がすべて飾られていて
薬丸:5番目の次女が生まれる4か月前も妻がぼくの誕生会を企画してくれて、岡江(久美子)さん(享年63才)をはじめ、『はなまるマーケット』(1996年~2014年・TBS系)の出演者やスタッフをお招きしたんですが、誰も(妊娠に)気づかなかった。番組で岡江さんが「いつ生まれるの?」って言うから、「もう生まれました」って言ったら、「ええ~~~~っ」みたいな(笑い)。あのときの岡江さんの顔は忘れることができません。『はなまる』が終わってからも、ゴルフに行ったり食事に行ったりしていたので、突然の訃報を聞いたときには夢なのか現実なのか、しばらくわからなかったほどです。
ご主人の(大和田)獏サン(70才)や娘さんの(大和田)美帆チャン(37才)のことがものすごく気になって、その後、ご連絡をさせていただき、ご自宅で手を合わせることが叶いました。ぼくが岡江さんの誕生日に毎年プレゼントしていたプリザーブドフラワーがすべて飾られていたんです。こんなに大切にしてくれていたんだと、岡江さんの気持ちがあらためて染みました。
一周忌の4月23日、美帆チャンが自ら出向いて岡江さんと仲のよかったかたやお知り合いのかたにコメント取材をして、全部自分で編集して、音楽も入れて、“リモート葬”というカタチで多くのかたに岡江さんを偲んでいただいたんです。岡江さんが追っかけをしていた真矢ミキさん(57才)もメッセージをくださったんですよ。