芸能

長瀬智也、引退後初告白「俺がやりたいことは、日本でやっている奴いないから」

沈黙を破った長瀬智也

沈黙を破った長瀬智也。友人とカフェで話す(今年6月)

 日本各地を豪雨が襲った8月中旬の昼過ぎ。都内のある施設から黒のキャップに白いマスク、黒縁メガネ、紺のTシャツの男性が姿を現した。『女性セブン』の記者が「長瀬さん!」と声をかけると「はい?」とこちらを見る。男性は長瀬智也(42才)だ。昨年3月末をもってTOKIOを脱退、ジャニーズ事務所も退所した長瀬。だが、表舞台を去ったいまもオーラや輝きは一切失っていなかった。

「もう、こういう取材には答えるつもりはないんですけどね。だって俺、世間的に(芸能界を)引退したことになってるんだから……」

 一瞬、怪訝な表情を見せたかと思うと、すぐに柔和な表情に戻る。どこか角が取れたように穏やかな口調で長瀬は語り始めた。まるで、この約5か月間の沈黙を埋めるかのように。

──最近、バイクやスケボーなど、すごく趣味を楽しんでいらっしゃいますよね。

「うん」

──映画など、俳優として再びメディアで活動する気持ちはないですか?

「別にそこは(引退と)イコールじゃないと思うから。やろうと思ったら、いくらだってできる。どんな肩書の人だって映画は撮れるし。ただ、俺がやりたいと思っていることは、日本でやっている奴がいないから。説明してもみんなわからない」

 それは何なのか。記者が改めて尋ねると、長瀬はこう言い放った。

「それはだから、俺が生きていく上で、(その姿が)見えてくるから。それを見て。じゃないと、いまの世の中の人って、全部説明しなきゃ理解できない人たちばっかりじゃないですか。それにつきあっている暇は俺にはないから」

 言葉に思いの強さが感じられる。

──やりたいことがたくさんあるということですか?

「俺は別に、お芝居がやりたいとか、歌がやりたいとか、何か1つじゃなくて、自分がやってきたことすべてをやりたいだけで」

関連キーワード

関連記事

トピックス

12月中旬にSNSで拡散された、秋篠宮さまのお姿を捉えた動画が波紋を広げている(時事通信フォト)
〈タバコに似ているとの声〉宮内庁が加湿器と回答したのに…秋篠宮さま“車内モクモク”騒動に相次ぐ指摘 ご一家で「体調不良」続いて“厳重な対策”か
映画『国宝』に出演する吉沢亮と横浜流星
『国宝』の吉沢亮&横浜流星、『あんぱん』の今田美桜&北村匠海、二宮和也、菊池風磨、ダイアン津田…山田美保子さんが振り返る2025年エンタメ界で輝いた人々 
女性セブン
硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将(写真/AFLO)
《戦後80年特別企画》軍事・歴史のプロ16人が評価した旧日本軍「最高の軍人」ランキング 1位に選出されたのは硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将
週刊ポスト
米倉涼子の“バタバタ”が年を越しそうだ
《米倉涼子の自宅マンションにメディア集結の“真相”》恋人ダンサーの教室には「取材お断り」の張り紙が…捜査関係者は「年が明けてもバタバタ」との見立て
NEWSポストセブン
地雷系メイクの小原容疑者(店舗ホームページより。現在は削除済み)
「家もなく待機所で寝泊まり」「かけ持ちで朝から晩まで…」赤ちゃんの遺体を冷蔵庫に遺棄、“地雷系メイクの嬢”だった小原麗容疑者の素顔
NEWSポストセブン
渡邊渚さん
(撮影/松田忠雄)
「スカートが短いから痴漢してOKなんておかしい」 渡邊渚さんが「加害者が守られがちな痴漢事件」について思うこと
NEWSポストセブン
平沼翔太外野手、森咲智美(時事通信フォト/Instagramより)
《プロ野球選手の夫が突然在阪球団に移籍》沈黙する妻で元グラドル・森咲智美の意外な反応「そんなに急に…」
NEWSポストセブン
死体遺棄・損壊の容疑がかかっている小原麗容疑者(店舗ホームページより。現在は削除済み)
「人形かと思ったら赤ちゃんだった」地雷系メイクの“嬢” 小原麗容疑者が乳児遺体を切断し冷凍庫へ…6か月以上も犯行がバレなかったわけ 《錦糸町・乳児遺棄事件》
NEWSポストセブン
11月27日、映画『ペリリュー 楽園のゲルニカ』を鑑賞した愛子さま(時事通信フォト)
愛子さま「公務で使った年季が入ったバッグ」は雅子さまの“おさがり”か これまでも母娘でアクセサリーや小物を共有
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)は被害者夫の高羽悟さんに思いを寄せていたとみられる(左:共同通信)
【名古屋主婦殺害】被害者の夫は「安福容疑者の親友」に想いを寄せていた…親友が語った胸中「どうしてこんなことになったのって」
NEWSポストセブン
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《累計閲覧数は12億回超え》国民の注目の的となっている宮内庁インスタグラム 「いいね」ランキング上位には天皇ご一家の「タケノコ掘り」「海水浴」 
女性セブン
ネックレスを着けた大谷がハワイの不動産関係者の投稿に(共同通信)
《ハワイでネックレスを合わせて》大谷翔平の“垢抜け”は「真美子さんとの出会い」以降に…オフシーズンに目撃された「さりげないオシャレ」
NEWSポストセブン