ビジネス

大人向けファッションを強化するGU おじさんでも不格好にならない着回しコーデ術

親子でGUを訪れるファミリーも増えている

親子でGUを訪れるファミリーも増えている

 これまで「GU(ジーユー)」といえば、若者に人気のカジュアルファッションチェーンと思われてきたが、最近では30代以降の大人をターゲットにした服も販売。親子で店舗を訪れる光景も目にするようになった。だが、下手にジーユーファッションを選ぶと余計にかっこ悪くなってしまう恐れも。ファッションジャーナリストの南充浩氏が、おじさん世代でも失敗しない“GUの着回しコーデ術”を指南する。

 * * *
 先日、女優の麻生久美子さんを起用した「オトナGU」というコンセプトがジーユーから発表されました。これは、30代以降をターゲットとした取り組みです。現在のところ、レディースアイテムが中心となっていますが、メンズにもこれに類した商品があり、今後は“おじさん世代”でも着られるラインアップが増えていくものと思われます。

 若者向けトレンドブランドだったジーユーが30代以降の男女を取り込もうとした狙いはどこにあるのでしょうか。

オトナ世代の顧客が増えたGU

 まず、30代以降、特に40代後半以降は第2次ベビーブーム世代であり、今の若者と比べて圧倒的に人口が多い。また、就職氷河期世代を含んでいるとはいえ、若者と比べると所得が多いこともあるでしょう。

 ジーユーにとって、若者はある程度取り込み切ってしまったから、さらにパイの大きな層をターゲットにしたといえますが、個人的には、ここ数年間の顧客動向に追随した側面もあるのではないかと考えています。つまり、「今から大人世代を狙っていこう」というよりは、「すでに大人世代の顧客が増えてきているから、そこを強化しよう」といった戦略にもみえます。

 かくいう筆者も50歳を超えた立派なおじさん世代。ですが、この3年間ジーユーで服を買う機会が増えました。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平選手と妻・真美子さん
「娘さんの足が元気に動いていたの!」大谷翔平・真美子さんファミリーの姿をスタジアムで目撃したファンが「2人ともとても機嫌が良くて…」と明かす
NEWSポストセブン
メキシコの有名美女インフルエンサーが殺人などの罪で起訴された(Instagramより)
《麻薬カルテルの縄張り争いで婚約者を銃殺か》メキシコの有名美女インフルエンサーを米当局が第一級殺人などの罪で起訴、事件現場で「迷彩服を着て何発も発砲し…」
NEWSポストセブン
「手話のまち 東京国際ろう芸術祭」に出席された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年11月6日、撮影/JMPA)
「耳の先まで美しい」佳子さま、アースカラーのブラウンジャケットにブルーのワンピ 耳に光るのは「金継ぎ」のイヤリング
NEWSポストセブン
逮捕された鈴木沙月容疑者
「もうげんかい、ごめんね弱くて」生後3か月の娘を浴槽内でメッタ刺し…“車椅子インフルエンサー”(28)犯行自白2時間前のインスタ投稿「もうSNSは続けることはないかな」
NEWSポストセブン
「埼玉を日本一の『うどん県』にする会」の会長である永谷晶久さん
《都道府県魅力度ランキングで最下位の悲報!》「埼玉には『うどん』がある」「埼玉のうどんの最大の魅力は、多様性」と“埼玉を日本一の「うどん県」にする会”の会長が断言
NEWSポストセブン
受賞者のうち、一際注目を集めたのがシドニー・スウィーニー(インスタグラムより)
「使用済みのお風呂の水を使った商品を販売」アメリカ人気若手女優(28)、レッドカーペットで“丸出し姿”に賛否集まる 「汚い男子たち」に呼びかける広告で注目
NEWSポストセブン
新関脇・安青錦にインタビュー
【独占告白】ウクライナ出身の新関脇・安青錦、大関昇進に意欲満々「三賞では満足はしていない。全部勝てば優勝できる」 若隆景の取り口を参考にさらなる高みへ
週刊ポスト
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
《出所後の“激痩せ姿”を目撃》芸能活動再開の俳優・新井浩文、仮出所後に明かした“復帰への覚悟”「ウチも性格上、ぱぁーっと言いたいタイプなんですけど」
NEWSポストセブン
”ネグレクト疑い”で逮捕された若い夫婦の裏になにが──
《2児ママと“首タトゥーの男”が育児放棄疑い》「こんなにタトゥーなんてなかった」キャバ嬢時代の元同僚が明かす北島エリカ容疑者の“意外な人物像”「男の影響なのかな…」
NEWSポストセブン
滋賀県草津市で開催された全国障害者スポーツ大会を訪れた秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
《“透け感ワンピース”は6万9300円》佳子さま着用のミントグリーンの1着に注目集まる 識者は「皇室にコーディネーターのような存在がいるかどうかは分かりません」と解説
NEWSポストセブン
真美子さんのバッグに付けられていたマスコットが話題に(左・中央/時事通信フォト、右・Instagramより)
《大谷翔平の隣で真美子さんが“推し活”か》バッグにぶら下がっていたのは「BTS・Vの大きなぬいぐるみ」か…夫は「3か月前にツーショット」
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《いきなりテキーラ》サンタコスにバニーガール…イケイケ“港区女子”Nikiが直近で明かしていた恋愛観「成果が伴っている人がいい」【ドジャース・山本由伸と交際継続か】
NEWSポストセブン