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2021.09.14 11:00  女性セブン

小説『ムショぼけ』発売 沖田臥竜×藤井道人対談「人生のやり直し方」

藤井

藤井道人さんは、ヤクザという非日常で極端な存在を普遍的に描く

発売前に地上波ドラマ化

『ムショぼけ』は小説の発売前に地上波の連続ドラマ化が決まったという異例の作品だ。

 藤井さんが手がけた、綾野剛主演映画『ヤクザと家族 The Family』(2021年1月公開)を沖田さんが監修した縁で2人は知己を得たという。今回のドラマ『ムショぼけ』(今年10月よりABCテレビ・テレビ神奈川にて放送開始)には、藤井さんが企画プロデュースとして関わっている。

藤井「沖田さんから小説の構想を聞いたのはいまからちょうど1年前、’20年の夏でした。

 世の中にはアウトローやヤクザを、バイオレンスでシリアスに描く作品は山ほどある。でも、“本物”の経歴を持つ沖田さんが、元ヤクザを、ユーモアやコミカルさも織り交ぜながら、温かいヒューマンコメディーとして描くのは絶対におもしろい企画だと思い、すぐにドラマ化を提案しました。いままでにない、まったく新しい作品になるなと」

沖田「ヤクザは多くの人には非日常であり、極端な存在でしょう。でも、もちろん人間であり、いろんなやつがいて、恋もすれば悩みもする。賢いやつもいれば、アホもおる」

藤井「この作品は、“人生をやり直す物語”だと思っています。たしかに社会の底辺からのスタートですが、家族がいて、仲間がいて、まっすぐに生きていける。極端な存在である元ヤクザ者の物語なのに、普遍的な人間のやり直し方が描かれていることには、正直、驚いています」

沖田「厳しい時代やけど誰しも必死にやれば生きていけないなんてことはないんです」

 笑って、泣いて、一服の切なさが残る異色作。秋の夜長にふさわしい一作だ。

撮影/名和真紀子

※女性セブン2021年9月23日号

ドラマ『ムショボケ』の主演は実力派の名優・北村有起哉。キャストには板尾創路はじめ個性派俳優が顔を揃えた。今年10月よりABCテレビ・テレビ神奈川にて放映開始(C)ABC

ドラマ『ムショボケ』の主演は実力派の名優・北村有起哉。キャストには板尾創路はじめ個性派俳優が顔を揃えた。今年10月よりABCテレビ・テレビ神奈川にて放映開始(C)ABC

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