国内

あえて賛成表明!「眞子さまの結婚に心から感服しました」

帰国する小室氏の記者会見も検討されている(時事)

帰国する小室氏の記者会見も検討されている(時事)

 眞子内親王と小室圭氏が“駆け落ち”に踏み切ると見られているが、皇籍離脱しても一時金を辞退しても二人へのバッシングは止まらない。たしかに国民に反対論が根強いことは間違いないが、実は若い世代には賛成派が多数という調査結果もある。『週刊ポスト』(9月17日発売号)では、テレビや新聞にはほとんど出てこない「賛成派」の声をあえて特集している。ベテラン皇室ジャーナリストの渡邉みどり氏、漫画家の倉田真由美氏、精神科医で教育評論家の和田秀樹氏、英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子氏らが、「眞子さまの決断は立派だ」「秋篠宮家の教育のたまものだ」と応援メッセージを寄せている。ここでは、そのうち多賀氏の見解について、本誌で紹介できなかった部分をお届けする。

 * * *
 眞子さま、ご結婚確定、おめでとうございます。これまで批判や嘲笑などに耐え抜き、ついに結婚まで進まれたことに感動すら覚えます。その忍耐力、突破力、自立心、意志の強さに心から感服します。今後、この決意がいかに正しかったか示していただきたいと思います。ニューヨークは私も5年ほど暮らしましたが、とても楽しく刺激的な街です。充実した生活を送ってください。

 欧米を中心とした多くの外国人にとっては、愛を貫くのは理想の姿であり尊敬の対象です。そして、結婚は愛情に基づくものという考え方ですから、周囲の反対があっても愛する人と結ばれたいという気持ちを貫いた眞子さまは、アメリカでも歓迎され、拍手喝采で迎えられることでしょう。かつてイギリスのエリザベス女王の伯父にあたるエドワード8世は、シンプソン夫人との愛を貫くために国王の地位を捨てました。ナチスドイツと結びつくなど問題もありましたが、多くの国民はその潔さや深い愛情を称え、「王冠を懸けた恋」として語り継ぎ、繰り返し映画や本になりました。

ブラジルに公務に行かれたときの眞子さま(2018年7月、撮影/横田紋子)

ブラジルに公務に行かれたときの眞子さま(2018年7月、撮影/横田紋子)

 眞子さまのタフさは、もしかするとイギリス留学や海外訪問に影響されたものかもしれません。人を愛することは、こんなにも人を強くするものなのですね。この結婚は眞子さまの忍耐力、突破力の勝利だと思います。

 日本でも、20代の国民は結婚賛成派が半数以上とされています。日本の閉塞感や息苦しさを感じている世代ですから、愛する人とニューヨークで暮らすことをうらやましく感じる女性もたくさんいるでしょう。危険なこと、不自由なこともあるはずですが、彼とならやっていけると信じる力に圧倒されます。皇室離脱は小室さんのためでもありますが、イギリスのヘンリー王子のメーガン夫人がそうであったように、きっと眞子さま自身のためにもなります。イギリスではそういう声も出ています。結婚を機に自分を解放したという受け止め方をする人も多いのでしょう。

母・佳代さんの金銭問題と結婚は別

母・佳代さんの金銭問題と結婚は別

 もちろん欧米でも、結婚相手にお金や身分を求めるという打算はあります。しかし、基本は愛があるから結婚するのであって、逆に結婚した相手にいくらお金があっても、愛がなければ離婚するのが当たり前です。アメリカの離婚率は高いですが、それも二人の愛情があるかないかを大事にしているからです。まして、結婚相手の母親がどういう人であるかなど、まったく関係ないというのが彼らの考え方です。

すでにニューヨーク暮らしが長い小室氏(共同通信社)

すでにニューヨーク暮らしが長い小室氏(共同通信社)

 ニューヨークは世界の中心と言ってもいい街ですが、やはり犯罪は多いしテロの標的にもされます。危険がいっぱいありますから、そこは心配です。すでにニューヨーク暮らしが長い小室さんから生活の知恵をいろいろ教えてもらうことでしょう。彼と一緒なら大丈夫という強い信頼と覚悟もあるのでしょう。皇室の縛りから解放されることに喜びも感じておられると思います。どうぞ、お幸せに。そして、時には里帰りをお願いします。

エドワード8世とシンプソン夫人の恋は世界中が賞賛した(AFP=時事)

エドワード8世とシンプソン夫人の恋は世界中が賞賛した(AFP=時事)

ニューヨークから近く帰国する小室氏(撮影/JMPA)

ニューヨークから近く帰国する小室氏(撮影/JMPA)

関連記事

トピックス

役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さんが今も築地本願寺を訪れる理由とは…?(事務所提供)
《笑福亭笑瓶さんの月命日に今も必ず墓参り》俳優・山口良一(70)が2年半、毎月22日に築地本願寺で眠る亡き親友に手を合わせる理由
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月20日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン