『人志松本の酒のツマミになる話』での共演も話題になった
共演が増えた背景には、松本のスタンスの変化も関係していると、ベテラン芸能記者は分析する。
「松本は、以前は今田耕司、東野幸治、千原ジュニア、宮川大輔など、気心の知れた吉本の関西出身芸人と共演することが多かった。しかし近年は、バナナマン、さまぁ~ずなど、非吉本の関東芸人と積極的に共演するようになりました。彼らは吉本芸人たちとは違った個性があるので番組に幅が出るし、松本にもリスペクトを持った上で気にせずツッコミを入れてくる。いまや吉本で大御所となってしまった松本には、今田・東野クラスを除けば、吉本の後輩芸人はみな尻込みしてしまう。松本自身がそのことを自覚しているから、絶妙な距離で接してくれるアンタッチャブルを重用しているのかもしれません」
新しい可能性を常に模索しているからこそ、トップの座に居続けられるのではないだろうか。