医師会の姿勢を問う小林よしのり氏(写真:太田真三)
小林:「緊急事態宣言を早く出せ」とか、「外出するな、会食するな」とか、さんざん言ってきたくせに、自分たちは100人規模の政治資金パーティを開いていましたね。日本医師会が政治資金パーティを開いて、中川俊男会長も参加していたのを今年5月に「週刊文春」がスッパ抜いていたけど、あれが圧力団体たる医師会の本業なんですよ。日本医師会が支援している自見英子という参院議員の政治資金集めをやっていたんです。
医師会は民間病院・医院の利益を守るために、政治に影響力を及ぼそうとする団体で、それが本業だから、政治資金集めをやめるわけにはいかないんだよね。
中川会長は、高級寿司店で女性とシャンパンを飲みながら寿司を食べていたのも「週刊新潮」にバラされていた。
別にパーティやっても、女とメシ食っても、わしもやっているからいいんだけど(笑)、 あいつらに自粛しろと言われ続けた一般の人たちは、そりゃ怒るよな。
井上:新型コロナが怖くない事実を知っている為でしょうね。その為に言っている事とやっている事が矛盾するのでしょうね。
小林:なんであんな連中の記者会見をマスコミはダラダラ垂れ流すのか。
井上:それは恐怖を煽ってくれるからでしょうね。煽って視聴率を稼いでくれるなら、何でもいい。メディアというものがいかに恐ろしいか。戦争の引き金を引くのはいつもメディアなんですよね。
小林:そうそうそう。