スポーツ

日本女子オープン アマチュア選手の難読ネームを記者たち猛勉強

難読すぎる名前の女子ゴルファーたちが活躍(写真は古川)

難読名の女子ゴルファーたちが出場(写真は古川莉月愛。時事通信フォト)

 女子ゴルファー日本一を決定する日本女子オープン。今年で54回目となる同大会は、名匠・井上誠一が設計した難コースの烏山城カントリークラブ(栃木県)で9月30日から開催されている。女子プロゴルフのメジャー大会のひとつで、プロでも賞金ランキング30位以内など、厳しい出場条件がある。その一方で、地区予選会を勝ち抜けばアマチュアでも出場できるオープン競技でもある。

 近年はアマチュアの活躍が目覚ましく、5年前に同コースで行なわれた49回大会では高校3年生だった畑岡奈紗が最終日に4打差を逆転して大会史上初となるアマチュア優勝を果たしている。2014年には永井花奈が17歳で3位タイ、2016年には西村優菜が16歳で6位タイとなったし、勝みなみ、稲見萌寧、小祝さくら、原英莉花、古江彩佳、西郷真央らも10代のアマチュア時代に出場している。1998年生まれの黄金世代、2000年生まれのプラチナ世代、そしてその中間のハザマ世代が日本女子オープンでアマチュア時代に頭角を現わしてきたのだ。

 今年も、92人のプロに混じって、28人のアマチュアが出場した。大会前から注目が集まっていたのは、オーガスタ女子アマで優勝した18歳の梶谷翼、日本女子アマのチャンピオンで18歳の尾関彩美悠、プラチナ世代で今年2勝している吉田優利プロの妹である17歳の吉田鈴で、ビッグ3と呼ばれた。

 近年、メディア関係者の間で話題なのは、将来有望な10代の女子ゴルファーの名前が“難読”であることだ。

「プレスルームで記事を書いていても、最近の強い選手はパソコンの変換でなかなか文字が出てこなくて、そこは記者泣かせですね。囲み取材では名前の由来を聞くのが恒例となっている」(ゴルフ担当記者)

 東京五輪で銀メダルに輝いた稲見萌寧(もね)は、初出場した日本女子オープンでの囲み取材で、自身の名前について「有名になった時に世界中の人が覚えやすいように、母が響きを考えて命名した」ことを明かしている。

関連記事

トピックス

2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
卓球混合団体W杯決勝・中国-日本/張本智和(ABACA PRESS/時事通信フォト)
《日中関係悪化がスポーツにも波及》中国の会場で大ブーイングを受けた卓球の張本智和選手 中国人選手に一矢報いた“鬼気迫るプレー”はなぜ実現できたのか?臨床心理士がメンタルを分析
NEWSポストセブン
数年前から表舞台に姿を現わさないことが増えた習近平・国家主席(写真/AFLO)
執拗に日本への攻撃を繰り返す中国、裏にあるのは習近平・国家主席の“焦り”か 健康不安説が指摘されるなか囁かれる「台湾有事」前倒し説
週刊ポスト
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン