国内

眞子さま「一時金辞退」の影響 佳子さまにも辞退を求める声あがる?

眞子さま一時金の辞退は今後に禍根を残す可能性も(時事通信フォト)

眞子さま一時金の辞退は今後に禍根を残す可能性も(時事通信フォト)

 眞子内親王と小室圭氏の結婚は、家族にも避けがたい影響を与えようとしている。佳子内親王の「結婚一時金」も俎上にのぼる。

 一時金は皇室経済法が定めるもので、女性皇族が天皇や皇族以外と結婚し、皇族の身分を離れる際に「皇族であった者としての品位保持に充てるため」に支給されるものだ。

 金額も同法で定められ、たとえば上皇夫妻の長女・黒田清子さんの結婚時には、1億5250万円が支給された。

 今回、眞子内親王は約1億4000万円にのぼる一時金の支給を辞退された。宮内庁は、「一時金が高額だという批判を見て、受け取ると結婚後も誹謗中傷で精神的負担を感じることになると考えられた」と発表した。

「結婚で皇族を離脱する女性に一時金が支給されないのは制度ができてから初めてです。皇室の伝統を遵守する立場の宮内庁としては、眞子さまの辞退を止められなかったことは、今後に禍根を残します。こうした前例を作ってしまうと、たとえば佳子さまの結婚時に少しでも批判が起きた場合、一時金を辞退すべきという議論が生まれかねない」(宮内庁担当記者)

 皇室ジャーナリストの神田秀一氏もこう続ける。

「このご時世では、SNSなどで『眞子さまが一時金を受け取らなかったのに、なぜ佳子さまが受け取るのか』との批判が出るかもしれない。本来そうした声に惑わされる必要はありませんが、佳子さまが自ら辞退してしまう可能性もあります」

※週刊ポスト2021年10月29日号

あわせて読みたい

関連記事

トピックス

畠山愛理と鈴木誠也(本人のinstagram/時事通信)
《愛妻・畠山愛理がピッタリと隣に》鈴木誠也がファミリーで訪れた“シカゴの牛角” 居合わせた客が驚いた「庶民派ディナー」の様子
NEWSポストセブン
米倉涼子(時事通信フォト)
「何か大変なことが起きているのでは…」米倉涼子、違約金の可能性を承知で自らアンバサダー就任のキャンセルを申し出か…関係者に広がる不安がる声
NEWSポストセブン
ドイツのニュルンベルクで開催されたナチ党大会でのヒトラー。1939年9月1日、ナチ・ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発した(C)NHK
NHK『映像の世紀』が解き明かした第二次世界大戦の真実 高精細カラー化されたプロパガンダ映像に映る国民の本音、老いて弱りゆく独裁者の姿
週刊ポスト
大阪・関西万博を視察された天皇皇后両陛下(2025年10月6日、撮影/JMPA)
《2回目の万博で魅せた》皇后雅子さまの気品を感じさせるロイヤルブルーコーデ ホワイトと組み合わせて重厚感を軽減
群馬県前橋市の小川晶市長(共同通信社)
「ドデカいタケノコを満面の笑顔で抱えて」「両手に立派な赤ダイコン」前橋・小川晶市長の農産物への“並々ならぬ愛”《父親が農民運動のリーダー》
NEWSポストセブン
萩生田光一元政調会長が幹事長代行へ起用(時事通信フォト)
《SNSで非難轟々》“裏金議員”萩生田光一氏が党執行部入りの背景 永田町関係者が明かす“総裁選での暗闘”と「香水がとてもいい香り」の珍評価
NEWSポストセブン
巨人の阿部慎之助監督(左)とDeNAの三浦大輔監督
セ2位DeNA・三浦監督は勇退で3位巨人・阿部監督は続投でいいのか? 御意見番・広岡達朗氏は「三浦は偉い」「阿部は三浦が辞めた意味すらわかっていないんじゃないか」
週刊ポスト
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(共同通信)
《やる気スイッチ講師がわいせつ再逮捕》元同僚が証言、石田親一容疑者が10年前から見せていた“事件の兆候”「お気に入りの女子生徒と連絡先を交換」「担当は女子ばかり」
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月7日、撮影/JMPA)
《再販後完売》佳子さま、ブラジルで着用された5万9400円ワンピをお召しに エレガントな絵柄に優しいカラーで”交流”にぴったりな一着
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷が“即帰宅”した理由とは
《ベイビーを連れて観戦》「同僚も驚く即帰宅」真美子さんが奥様会の“お祝い写真”に映らなかった理由…大谷翔平が見計らう“愛娘お披露目のタイミング”
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《山瀬まみが7ヶ月間のリハビリ生活》休養前に目撃した“スタッフに荷物を手伝われるホッソリ姿”…がん手術後に脳梗塞発症でICUに
NEWSポストセブン
京都を訪問された天皇皇后両陛下(2025年10月4日、撮影/JMPA)
《一枚で雰囲気がガラリ》「目を奪われる」皇后雅子さまの花柄スカーフが話題に 植物園にぴったりの装い
NEWSポストセブン