(共同通信社)

世界各地で新型コロナが再流行。5~11才への接種も始まっている(共同通信社)

 日本の感染状況を見ると今年1月と8、9月に感染者が山場を迎えた。つまり、世界から1~2か月遅れでピークがくるサイクルだ。

 この10、11月に世界で再流行している状況を見ると、中村さんは「年末年始から感染者が増え始めるのでは」と指摘する。

「ワクチンの感染予防期間が6か月ということから考えても、日本でも12月頃からブレークスルー感染が増えると考えられます」

 昭和大学客員教授の二木芳人さんは「来年1~2月がポイント」と予測する。

「これからの寒くて乾燥する季節は、ウイルスが有利になります。しかも年末年始にかけてクリスマスや忘年会、お正月などのイベントが相次ぐため、12月から感染者が増え始めて来年1〜2月にかけて高水準になる可能性がある。Go To キャンペーンなどが積極的に運用されれば、さらに感染が広がる恐れがあります」

 その1〜2月は、まさに受験シーズン。

「海外では子供の感染が進んでいて、日本も同様の事態になるかもしれません。いまのうちから第6波のピークが受験の季節と重なる可能性を考慮して、子供へのワクチン接種の議論を進めるべきです」(一石さん)

 来年の受験シーズンに間に合わせようとしたら、遅くとも年内のワクチン接種が必須。受験は人生を変える一大イベントだけに、当事者には喫緊の大問題であるはずだ。

※女性セブン2021年11月25日号

 

関連記事

トピックス

出産を間近に控える眞子さん
眞子さん&小室圭さんがしていた第1子誕生直前の “出産準備”「購入した新居はレンガ造りの一戸建て」「引っ越し前後にDIY用品をショッピング」
NEWSポストセブン
不倫報道の渦中にいる永野芽郁
《永野芽郁が見せた涙とファイティングポーズ》「まさか自分が報道されるなんて…」『キャスター』打ち上げではにかみながら誓った“女優継続スピーチ”
NEWSポストセブン
子育てのために一戸建てを購入した小室圭さん
【眞子さん極秘出産&築40年近い中古の一戸建て】小室圭さん、アメリカで約1億円マイホーム購入 「頭金600万円」強気の返済計画、今後の収入アップを確信しているのか
女性セブン
2場所連続の優勝を果たした大の里
《昇進当確》大の里「史上最速綱取り」がかかった5月場所の舞台裏 苦手な相手が続いた「序盤の取組編成」に様々な思惑が交錯
週刊ポスト
カジュアルな服装の小室さん夫妻(2025年5月)
《親子スリーショットで話題》小室眞子さん“ゆったりすぎるコート”で貫いた「国民感情を配慮した極秘出産」、識者は「十分配慮のうえ臨まれていたのでは」
NEWSポストセブン
公益社団法人「日本駆け込み寺」元事務局長の田中芳秀容疑者がコカインを所持したとして逮捕された(Instagramより)
《6300万円以上の補助金交付》トー横支援「日本駆け込み寺」事務局長がコカイン所持容疑逮捕で“薬物の温床疑惑”が浮上 代表理事が危険視していた「女性との距離」
NEWSポストセブン
有名人の不倫報道のたびに苦しかった記憶が蘇る
《サレ妻の慟哭告白》「夫が同じ団地に住む息子の同級生の母と…」やがて離婚、「息子3人の養育費を減らしてくれと…」そして驚いた元夫の現在の”衝撃姿”
NEWSポストセブン
“極秘出産”していた眞子さんと佳子さま
《眞子さんがNYで極秘出産》佳子さまが「姉のセットアップ」「緑のブローチ」着用で示した“姉妹の絆” 出産した姉に思いを馳せて…
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
《日本中のヤクザが横浜に》稲川会・清田総裁の「会葬」に密着 六代目山口組・司忍組長、工藤會トップが参列 内堀会長が警察に伝えた「ひと言」
NEWSポストセブン
気持ちの変化が仕事への取り組み方にも影響していた小室圭さん
《小室圭さんの献身》出産した眞子さんのために「日本食を扱うネットスーパー」をフル活用「勤務先は福利厚生が充実」で万全フォロー
NEWSポストセブン
岐阜県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年5月20日、撮影/JMPA)
《ご姉妹の“絆”》佳子さまがお召しになった「姉・眞子さんのセットアップ」、シックかつガーリーな装い
NEWSポストセブン
ホームランを放ち、観客席の一角に笑みを見せた大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平“母の顔にボカシ”騒動 第一子誕生で新たな局面…「真美子さんの教育方針を尊重して“口出し”はしない」絶妙な嫁姑関係
女性セブン