(写真:小倉雄一郎)

最初は水風呂が苦手だった(写真:小倉雄一郎)

“ととのい”に憧れるサウナ初心者へ

“ととのう(サウナ、水風呂、休憩を繰り返すことで得られるリラックス状態)”ことへの憧れはありつつも、どうしても水風呂が苦手な人もいることだろう。今でこそ10度未満の水風呂、通称“シングル”が大好きな鮭山だが、昔は水風呂が大の苦手だった。水風呂を克服するコツは何だろうか?

「水風呂に入る前は、サウナでかいた汗を流すのがマナーです。水風呂の水を洗面器ですくって体にかけるのが一般的ですが、そのやり方って水風呂が苦手な人にはハードルが高すぎるんですよね。体はしっかり流さないといけないけど、心臓のあたりに水をかけるのが怖すぎる!

 なので水風呂が苦手な方は、熱めのお湯でかけ湯して、体の熱さをキープした状態で水風呂に浸かるといいですよ。さらに両手をクロスして心臓を抑えるような姿勢を取れば、一気に入りやすくなるはずです」(鮭山)

 ととのうためには、とにかく熱いサウナ、とにかく冷たい水風呂に入ればいいわけでもない。

「サウナや水風呂の温度はもちろん、休憩のときの椅子や外気浴スペースなど、ととのいやすい環境は人それぞれなので、ぜひいろんなサウナ施設を巡って、自分に合ったところを探してみてください」(鮭山)

(写真:小倉雄一郎)

「ととのいやすい環境は人それぞれ」(写真:小倉雄一郎)

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