「気持ちのないお金は人に喜ばれません。私は熨斗袋には必ず一筆添えるんです。歌手活動もしているので歌のお稽古をしているのですが、レッスンの謝礼でも封筒には必ず言葉を綴ります。『本日もありがとうございます。これからもよろしくお願いします。先生もお身体に気をつけて』とかね。短くても必ず一筆。すると、あるときに先生から“江原さんの封筒はずっととってありますよ”と言われたんです。

 相手の心に届くのは金額の大小ではなく、そこへ宿す心=言霊なんですね。もしも金銭的な余裕がなければ、そのときは感謝の言葉に心を込めればいいと思います」

 心は目には見えずとも必ず届く。

「想いのように物質では測れないけれど確かにそこにある、スピリチュアルとはそういうことなんです。

 人生とは何をどれだけしたか、ではなく、どれだけそこへ込めたか。子育てでも、親御さんの介護でも、これしかできなかった、あれもできなかった、ではありません。あなたが精いっぱい心を込めて尽くしたのであれば、それが最高なのです。だから、この世の人生の1秒1秒に“込める”ことが肝心だと皆さんに伝えたいです」

 込めることの積み重ねがこの世の人生を充実させ、その先のあの世へつながる──そう、江原さんは説く。

【プロフィール】
江原啓之(えはら・ひろゆき)/スピリチュアリスト。一般財団法人日本スピリチュアリズム協会代表理事。1989年にスピリチュアリズム研究所を設立。また、オペラ歌手としても活躍。『人間の絆』『自分の家をパワースポットに変える最強のルール46』『あなたが輝くオーラ旅 33の法則』ほか著書多数。

『あの世の歩き方 この世じまいの“地図”を手にすればもう迷わない!』
小学館/1540円
人生100年時代、長い後半生に考えておきたい「この世じまい(=終活)」と死んだ後の「あの世」について、江原さんが考え方と実際的に役立つ手順や方法について明るく、丁寧に綴った最新刊。

構成/渡部美也

※女性セブン2021年11月25日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

SNS上で拡散されている動画(Xより)
「“いじめ動画”関係者は始業式に不参加」「学校に一般の方が…」加害生徒の個人情報が拡散、YouTuberが自宅突撃も 県教委は「命にかかわる事態になりかねない」《栃木県》
NEWSポストセブン
女優・羽野晶紀と和泉元彌の母の節子さん(右・時事通信フォト)
《女優・羽野晶紀“嫁姑騒動”から24年目 の異変》元日に公開された和泉節子さんとの写真から伝わる「現在の距離感」
NEWSポストセブン
金屏風前での結婚会見(辻本達規Instagramより)
《慶事になぜ?》松井珠理奈の“金屏風会見”にあがる反感「わざわざ会見することもない」という声も 臨床心理士が指摘する「無意識の格付け」
NEWSポストセブン
命に別状はないとされている(TikTokより)
「クスリ漬けにされていたのでは」変わり果てた姿で発見された中国人インフルエンサー、薬物検査で陽性反応…肺感染症などの診断も【カンボジアの路上でホームレス状態で見つかる】
NEWSポストセブン
大谷翔平は何番を打つか
《どうなる? WBC侍ジャパンの打順》大谷翔平は「ドジャースと同じ1番打者」か、「前にランナーを留める3番打者」か…五十嵐亮太氏と福島良一氏が予想
週刊ポスト
杉本達治前福井県知事のセクハラ問題について調査報告書が公表された(時事通信フォト・調査報告書より)
〈体が熱くなるの〉〈スカートの中に手を…〉セクハラ1000通の杉本達治・元福井県知事が斉藤元彦・兵庫県知事と「上司・部下」の関係だった頃 2人の「共通点」とは
週刊ポスト
SNS上で拡散されている動画(Xより)
【栃木県・県立高校で暴行動画が拡散】学校の周りにインフルエンサーが殺到する事態に…県教育委は「命にかかわる状況」 弁護士は「典型的ないじめの構図」と指摘
NEWSポストセブン
中居の近影をキャッチ(2025年12月下旬)
《ゴルフ用ウェアで変装して百貨店に…》中居正広、外出頻度が増えている 表舞台では“盟友たち”が続々言及する理由
NEWSポストセブン
16年ぶりに写真集を出す皆藤愛子さん
16年ぶり写真集発売の皆藤愛子 「少し恥ずかしくなるくらいの素の姿や表情も、思い切って収めていただいています」
週刊ポスト
中国人インフルエンサーがカンボジアの路上で変わり果てた姿で発見された(TikTokより)
《へそ出しタトゥー美女の変わり果てた姿》中国インフルエンサー(20)がカンボジアの路上で発見、現地メディアに父親が答えた“娘と最後に連絡した日”【髪はボサボサ、うつろな表情】
NEWSポストセブン
米国によってニコラス・マドゥロ大統領が拘束された(時事通信フォト)
《大統領拘束を歓迎するベネズエラ国民の本音》「男女ともに裸にし、数日間眠らせず、窒息を繰り返させる…」国連に報告されていた“あまりに酷い拷問のリアル”
NEWSポストセブン
新宿の焼肉店で撮影された動画が物議(左は店舗のInstagramより、右は動画撮影者より提供)
《テーブルの上にふっくらとしたネズミが…》新宿・焼肉店での動画が拡散で物議、運営会社は「直後に殺処分と謝罪」「ねずみは薬剤の影響で弱って落下してきたものと推察」
NEWSポストセブン