秒で終わった「至福のひととき」
そして、22時25分、計算していた予定よりも少し遅れて遊タイムに無事突入しました。ちょうど側を通りかかった店員さんに声をかけ、何時まで打てるのか確認したところ、22時45分まで、会員であれば55分まで打てると言います。
「最大で30分打てるなら、投資金額の回収は可能だな。あとは連チャンするだけ!何連チャンするかな~」などと至福のひとときを味わいながら大当たりを消化するも、まさかの単発終了……。
最後の演出で復活を願うも奇跡は起きるはずもなく「左打ち」という終了を告げる画面が表示される。何時まで打てるか確認したのが恥ずかしくなるほど秒で終わってしまいました。
遊タイム付きの機種をその後も打ち続けましたが、大当たり終了後からダラダラ打ち続け、最終的に遊タイム(天井)まで打ってしまうというのを何度も繰り返してしまいました。
遊タイムに縛られて天井まで打ち続けてしまう人が続出(写真のホールは本文とは関係ありません)
人によっては「遊タイムがあるほうが安心できる」「投資金額が抑えられていい」「確実に最低限時短を引けて楽しめる」というのは確かにあると思います。遊び方の選択肢が増えるのは打ち手にとって良いことなのかもしれません。
しかし私のようなダメ人間には、天井があることが一層の縛りとなって、絶対にその回転数まで打ってしまうため逆効果な側面もあるように感じたのは事実です。
もちろん自分の意志が弱く、打つのが悪いというのは百も承知していますが、これまでは心が折れたり、時間によって打つのをやめていたような場面でも、天井があることによって「そこまで打てば一発逆転の可能性がある!」という期待がチラついてしまい、逆にやめることができずにさらに数万円を追加してついつい打ってしまう。
今では遊タイム付きの台は怖くて打てなくなってしまいました。でも、遊タイムの機種がきっかけで、最近の機種のおもしろさを知り再びホールに通うようになったので、結局はホールとメーカーの思惑通りなのかもしれません。
