国内

「パパ活と整形」 100万円の援助で豊胸手術に失敗した女性の悲劇

近年はパパに好まれる容姿に近づこうと、顔や体に整形手術を施す女性もいるという(イメージ)

近年はパパに好まれる容姿に近づこうと、顔や体に整形手術を施す女性もいるという(イメージ)

 1990年代半ばに登場した「援助交際」という言葉に取って代わり、2015年前後から使われるようになった「パパ活」。つまり、金銭を介した男女のお付き合いといった意味合いで捉えられることが多い行為だ。そして、近年はパパに好まれる容姿に近づこうと、顔や体に整形手術を施す女性もいて、“パパに整形費用を出してもらう”ことがパパ活女子のステータスになっているとの話もある。

 PJ(パパ活女子の略称)とパパの双方合わせ1万人以上の人脈を持ち、PJ仲介者として活動する姫さんは「美容整形の利用者が急増している背景にはPJの“整形依存”の影響も大きい」と話す。

「お金持ちのパパたちは整形顔が好きな人と嫌いな人に分かれ、かつては3対7くらいの割合だったのが今は5対5くらい。これにはパパの若年化が関係しています。投資で成功した20~30代の男性が次々とパパ活に参入し始めているのです。

 整形顔の流行り廃りは早いので何度も整形を繰り返すうちに、不自然で整形に失敗したような顔になっているPJもよく見かけます」

 本当に手術に失敗するケースもある。

 パパからもらった豊胸費用100万円で手術を施し、BカップからFカップにサイズアップした洋子さん(28歳、仮名)の例はかなり悲惨だ。術後に思わぬトラブルが発生し2週間、自宅で寝たきり生活を送るハメに。

「胸にシリコンを入れるよりも自然な仕上がりになると勧められて水成分を注入するタイプの豊胸手術を受けました。

 術後は確かに柔らかく満足でしたが、約3か月ほどで液体の塊が胸からお腹のほうに下がってくるのがわかりました。そしてどんどん下腹部、股間にまで下がり、ついに大きく腫れ上がった途端、激痛に襲われました。

 痛くて歩けず2週間ほど寝たきりになり、股間周辺の皮膚が破裂。そこから黄色い液体と血が大量に漏れ、薄れる意識の中で救急車を呼び緊急入院となりました。その後、歩けるようになるまで約半月かかりました。今では整形を後悔してます」

関連キーワード

関連記事

トピックス

ケンダルはこのまま車に乗っているようだ(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
《“ぴったり具合”で校則違反が決まる》オーストラリアの高校が“行き過ぎたアスレジャー”禁止で波紋「嫌なら転校すべき」「こんな服を学校に着ていくなんて」支持する声も 
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《12月1日に24才のお誕生日》愛子さま、新たな家族「美海(みみ)」のお写真公開 今年8月に保護猫を迎えられて、これで飼い猫は「セブン」との2匹に 
女性セブン
新大関の安青錦(写真/共同通信社)
《里帰りは叶わぬまま》新大関・安青錦、母国ウクライナへの複雑な思い 3才上の兄は今なお戦禍での生活、国際電話での優勝報告に、ドイツで暮らす両親は涙 
女性セブン
東京ディズニーシーにある「ホテルミラコスタ」で刃物を持って侵入した姜春雨容疑者(34)(HP/容疑者のSNSより)
《夢の国の”刃物男”の素顔》「日本語が苦手」「寡黙で大人しい人」ホテルミラコスタで中華包丁を取り出した姜春雨容疑者の目撃証言
NEWSポストセブン
石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン
秋の園遊会で招待者と歓談される秋篠宮妃紀子さま(時事通信フォト)
《陽の光の下で輝く紀子さまの“レッドヘア”》“アラ還でもふんわりヘア”から伝わる御髪への美意識「ガーリーアイテムで親しみやすさを演出」
NEWSポストセブン
ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《24歳の誕生日写真公開》愛子さま、ラオス訪問の準備進めるお姿 ハイネックにVネックを合わせて顔まわりをすっきりした印象に
NEWSポストセブン
韓国・漢拏山国立公園を訪れいてた中黒人観光客のマナーに批判が殺到した(漢拏山国立公園のHPより)
《スタバで焼酎&チキンも物議》中国人観光客が韓国の世界遺産で排泄行為…“衝撃の写真”が拡散 専門家は衛生文化の影響を指摘「IKEAのゴミ箱でする姿も見ました」
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン