芸能

神田沙也加さんが悩んでいた「年下俳優との恋」と友人への最後の電話

映画『宇宙戦艦ヤマト』の初日舞台挨拶に登壇した神田沙也加さん

映画『宇宙戦艦ヤマト』の初日舞台挨拶に登壇した神田沙也加さん

 歌手で女優の神田沙也加さん(享年35)が12月18日に急逝した。今も芸能界は悲しみに包まれている。過去の共演者たちはもちろん、沙也加さんの両親と親しいタレントたちも、次々と辛い思いを明かしている。

 そんな中、父で俳優の神田正輝(70才)は20日午前、沙也加さんと悲しみの対面をするために、札幌入りした。12月19日からのディナーショーを中止にした母の松田聖子(59才)も、所属事務所が「未だこの現実を受け止めることができない状態です」と代弁している。

「12月21日に聖子さんと正輝さん、沙也加さんの事務所関係者らが、札幌市内の斎場で沙也加さんを荼毘に付し、遺骨を持って帰京するようです。聖子さんが沙也加さんと会うのはかなり久しぶりのようでしたが、まさかこんな形で再会するとは思ってもみなかったはずです……」(芸能関係者)

 舞台で、歌い、演じることに人一倍の情熱を注ぎ続けて、デビュー当初に一部で囁かれた“親の七光り”とのレッテルを、努力と実力で剝がしてみせた沙也加さん。ある演劇関係者は「今回のミュージカル『マイ・フェア・レディ』のイライザ役は、“もう一人のママ”と慕っていた大地真央さん(65才)が、600回以上も主演を務めた代名詞の役。その後継は念願だったのになぜ? それが我々の心境です」と、無念の表情で言葉を絞り出した。

 札幌市内のホテル22階の窓からの転落には、「コロナ禍で窓が全開可能になっていたのでは。事故か」などとする情報が飛び交ったが、その後「最大15センチほどしか開かないようになっている」との報道があって、錯綜している。遺書は残されておらず、理由は依然不明のままだ。

 かつては、交際相手や結婚を反対された時期に、聖子との母娘関係がぎくしゃくしたこともあった。「母娘仲は離れたりくっついたり繰り返していた。それでも、近年の親子仲はそこまで悪くなかったと聞いています」(あるベテラン芸能レポーター)

 一度は自分で新たな家族を築いたこともあった。2017年に俳優の村田充(44才)と結婚したが、2019年末に離婚。その際には、元ジャニーズJr.の秋山大河(29才)との交際も発覚していた。ただ、ある舞台関係者は「秋山さんとの交際は、今年に入って終わっていました」と明かす。

 そして「その別れが辛いもので、しばらく引きずっていた沙也加さんが、次に出会ったのが、少し年下の俳優Aさんでした」と続けた。Aとはこの夏に急接近していった。秋山との破局で弱っていた沙也加さんを癒す存在だったという。

「ふたりは夏が終わってしばらくしてから付き合うようになったそうです。Aさんは沙也加さんを新たに支えてくれる存在だったのですが、次第にそのAさんとの関係にも悩むようになっていったとも聞いていました」(前出・舞台関係者)

 Aは舞台やテレビで活躍する俳優で、若手の有望株でもあった。

あわせて読みたい

関連記事

トピックス

初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン
岐路に立たされている田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
“田久保派”の元静岡県知事選候補者が証言する “あわや学歴詐称エピソード”「私も〈大卒〉と勝手に書かれた。それくらいアバウト」《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「少女を島に引き入れ売春斡旋した」悪名高い“ロリータ・エクスプレス”にトランプ大統領は乗ったのか《エプスタイン事件の被害者らが「独自の顧客リスト」作成を宣言》
NEWSポストセブン
東京地裁
“史上最悪の少年犯罪”「女子高生コンクリート詰め事件」逮捕されたカズキ(仮名)が語った信じがたい凌辱行為の全容「女性は恐怖のあまり、殴られるままだった」
NEWSポストセブン
「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路とは…(写真/イメージマート)
【1500万円が戻ってこない…】「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路「経歴自慢をする人々に囲まれ、次第に疲弊して…」
NEWSポストセブン
橋幸夫さんが亡くなった(時事通信フォト)
《「御三家」橋幸夫さん逝去》最後まで愛した荒川区東尾久…体調不良に悩まされながらも参加続けていた“故郷のお祭り”
NEWSポストセブン
麻原が「空中浮揚」したとする写真(公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」より)
《ホーリーネームは「ヤソーダラー」》オウム真理教・麻原彰晃の妻、「アレフから送金された資金を管理」と公安が認定 アレフの拠点には「麻原の写真」や教材が多数保管
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン
二刀流復帰は家族のサポートなしにはあり得なかった(getty image/共同通信)
《プールサイドで日向ぼっこ…真美子さんとの幸せ時間》大谷翔平を支える“お店クオリティの料理” 二刀流復帰後に変化した家事の比重…屋外テラスで過ごすLAの夏
NEWSポストセブン
左から広陵高校の34歳新監督・松本氏と新部長・瀧口氏
《広陵高校・暴力問題》謹慎処分のコーチに加え「残りのコーチ2人も退任」していた 中井監督、部長も退任で野球経験のある指導者は「34歳新監督のみ」 160人の部員を指導できるのか
NEWSポストセブン
鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《デートではお揃い服》お泊まり報道の永瀬廉と浜辺美波、「24時間テレビ」放送中に配慮が見られた“チャリT”のカラー問題
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン