予選会をぶっちぎりでトップ通過
取材に応じてくれた入野記者(左)と金内記者。コロナ禍で様々な規制もあるなか、学生記者ならではの話を聞かせてくれた(撮影/内海裕之)
全日本で3位に入った昨季は、箱根ではまさかの11位でシード権を逃した明治大学。今季は予選会からの出直しとなったが、その予選会で明治大は2位の中央大に4分以上の大差をつけるトップ通過を果たした。主軸は1万m28分15秒以内の記録を持つ鈴木聖人と手嶋杏丞(共に4年)だ。
主将の鈴木聖人選手。前回は5区山登りだったが、今回はエース区間の2区に回るとの話も。序盤での鈴木選手の走りが明治大のカギとなるか(写真/AFLO)
「シード権が最低目標。そのためには全員が頑張るのは当たり前ですけど、鈴木選手と手嶋選手の爆発が不可欠。そこを層の厚い3年生が支えられれば、表彰台のチャンスもある」(金内英大/明大スポーツ競走部担当記者・3年)
「序盤の1、2区がとくに重要です。今回は主将の鈴木選手、副主将の手嶋選手が走りそうなので、エース格の2人でうまく滑り出せれば勢いに乗れると思います。ただ、そこでコケるようだと前回大会の再来の可能性も(笑)」(入野祐太/明大スポーツ競走部担当記者・3年)
予選会では日本人全体2位の好走をみせた加藤大誠選手(3年)。「競走部では珍しい目立ちたがり屋で、おちゃらけキャラです」(入野記者。撮影/内海裕之)
合宿中の食事時のひとコマ。「明治は体育会の学生にも(単位取得が)甘くないのが特徴。みんな勉強も頑張っています」(金内記者。撮影/内海裕之)



