松田との自主トレに参加したDeNAの主軸・宮崎敏郎(33)

松田との自主トレに参加したDeNAの主軸・宮崎敏郎(時事通信フォト)

 また、NPBも自主トレに関しては、球団、選手任せにしている。

「シーズン中は各球団、選手に対しては厳しい外出制限などを設けていましたが、昨秋に感染者数が激減したことに加え、オフシーズンに入ったことで制限が緩和されています。ソフトバンクでは球団施設を利用する際はスクリーニング検査を義務づけていますが、現在は契約期間外のため、特別な外出制限は設けていません。その点では、松田の行動に問題があったとは言い切れず、球団も公表しないことにしたのでしょう」(ソフトバンク担当記者)

 とはいえ、熊本市が「会食によるクラスター」と公表している以上、球団から何らかの説明をすべきだったのではないか。

 ソフトバンクに聞くと、「契約期間外のプライベート活動ということで、プライバシーの観点からも、球団としての行動内容の事実確認・コメントについては、差し控えさせて頂ければと存じます。このオフ期間についても特段の行動制限などは設けておりませんでした」(広報室)と回答があった。

 松田にとって今季は進退を懸けたシーズンだったはずだ。2015年から5シーズン連続で全試合出場し、代名詞ともなった熱い「声」でチームには欠かせない存在だった。しかし、昨シーズンはレギュラーを奪われ、規定打席に到達せず。昨年12月には球団史上最大の減額幅となる3億円ダウンで契約更改した。

 27日に復帰した松田は「僕も2~3日キツい症状が出ましたので。こうやって戻ってこられて良かったと思うんですけど、今一度コロナっていうのは怖いということをみなさんにお伝えできたらいいかなと思います」と語った上で、「とにかくこつこつ練習していい状態でキャンプに入れるように」と、決意を口にしている。

 覚悟と責任を持った行動とプレーで、「熱男復活」を遂げて欲しい。

関連記事

トピックス

三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン