芸能

平野レミが語った「子育ての秘訣」「和田明日香・上野樹里との嫁姑関係」

ご自宅で取材に応じた平野レミさん

ご自宅で取材に応じた平野レミさん(撮影・中西裕人)

 明るくパワフルに、おいしい時短料理を披露する姿が、若い世代からも人気の料理愛好家兼シャンソン歌手の平野レミさん。長男・唱さん(人気ロックバンド「TRICERATOPS」のボーカル兼ギター)の妻で女優の上野樹里さん、会社経営の次男・率さんの妻で食育インストラクターの明日香さんとの仲の良さでもよく知られている。嫁と姑が仲良くするのは難しいもの。うまく付き合える秘密は、レミさんの子育てにあるようだ。2月に『おいしい子育て』(ポプラ社)を出版したレミさんに聞いてみた。

 * * *
 こんな子どもに育てよう、なんて考えは何もなかったですよ。子どもが小学生の頃は、とにかく「友達といっぱい遊びなさい」と言っていたくらい。外へ遊びに行けば元気になるし、お腹も減るし、夜はよく眠る。つまり、“よく育つ”わけ。だから、学校から帰ってきたら、「早く外へ行って友達と遊びなさい」と。2人とも近所の公立学校へ通わせたのが、とても良かったと思います。電車に乗らなくても、すぐ近くに友達がたくさんいるし、私も息子のお母さんたちと仲良くなりやすかったから。

 何でもいいから「好きなことをやりなさい」と自由に育てたと思います。だから、子供たちはずっと好きな絵を描いたり、音楽を聴いたりしていましたね。それを、「いい加減、もうやめなさい」とは言いませんでした。

 息子たちが幼い頃は、何でも食べるように工夫はしました。幼い子ってピーマンやニンジン、シイタケとかが苦手だから、原形がわからないくらい細かく切って、子供が好きなハンバーグの中に入れたりしていました。それが食べられたら、もう少し大きめに切って食べさせてみる。食べられたら「いい子だね!」って褒めて褒めて。おかげで、息子は2人とも好き嫌いなく、何でも食べられるようになりました。

 反抗期もありましたよ。中学生の頃、音楽の授業の保護者参観に行ったとき、私が音楽にのって拍子をとったり、子どもたちのことを「かわいいね、かわいいね」って言ったりしてたら、子どもたちがみんな後ろにいる私の方を見るのよ。家に帰ったら息子に「なんでほかのお母さんみたいに、おとなしくしててくれないんだ!」って怒られちゃって。「いいじゃん! 何でいけないのよ! 楽しかったんだからいいでしょ」って言い返しちゃいました。

関連記事

トピックス

モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の判決は執行猶予付きに(画像はイメージ、Getty)
「何もついてない、まっさらな状態で抱きしめたかった」呼吸器に繋がれた医療的ケア児の娘(7)を殺害した母(45)が語った「犯行時の心情」【執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト