古舘伊知郎にお辞儀をする富川アナ(2016年)
退社する男性アナといえば、日本テレビも桝太一アナも同様だ。枡アナは、3月いっぱいで同局を退社し、4月からは同志社大学ハリス理化学研究所で専任研究員に転身。研究の傍ら『真相報道バンキシャ!』のキャスターは継続する。
「女性アナに比べると、全国的な知名度を持つ男性アナは少なく、枡アナや富川アナくらいのレベルの男性アナに対する需要はかなり高い。枡アナは研究が忙しいので、多くの番組に登場することは少ないでしょうが、富川アナについては引く手あまたになると思います。富川アナ自身の意志次第ではありますが、今回の退社が大きなキャリアアップに繋がる可能性は高いと思います」(制作会社スタッフ)
しかし、富川アナはフリーアナに転身するのではなく、トヨタで仕事をするのではないかとも囁かれている。
「富川アナの父親がトヨタの重役を務めた人物であることも影響しているようです。トヨタ社内メディアである『トヨタタイムズ』で仕事をするのではないかとも言われていますね。ただ、トヨタでの仕事をしながら、ほかの番組に出演するというのはまったく問題ないはず。もしもトヨタに“入社”したとしても、“トヨタ所属のフリーアナウンサー”というポジションも可能です。そうなった場合は、“キャスター”というよりも“タレント”に近い存在になるのかもしれませんが、それはそれでこれまで見せなかった富川アナのいろいろな側面が表に出てくるかもしれないわけで、今まで以上に視聴者から支持される可能性も高そう。テレビの現場では、今後の富川アナの活躍に期待するスタッフが多いですね」(前出・制作会社スタッフ)
少々理不尽な形で『報道ステーション』の出番を減らされ、ついには退社を決意した富川アナ。テレビ朝日への逆襲が始まるかもしれない。
報道ステーションの記者会見にのぞんだ富川悠太アナ
2004年3月、27歳のころの富川悠太アナ
小川彩佳アナとは確執があったとも言われた