別居報道以降、『好きなママタレランキング』で圏外に落ちていた小倉だが、昨年には上位に返り咲いている。暗礁に乗り上げた結婚生活についても包み隠さず話すようになったことが、多くの人の共感を呼んだのだろう。
「世論の反応を感じとって安心したことも大きいでしょう。小倉さんはもはや、経済面だけでなく精神面でも、夫に頼る必要がなくなりました。経済面でいうと、もともと彼女はマネー雑誌で連載をしたり、積み立て投資などもしていて、マネーリテラシーが高いですからね。あとはタイミングだけでしょう。急いで離婚をしたいわけでもないでしょうから、今年中に離婚するかはわかりませんが、決意は揺るがないでしょうね」(前出・芸能関係者)
こうした小倉の心境、そして置かれた環境の変化を、別居中のA氏はどう捉えているのか。『女性セブン』は話を聞こうと試みたが、声を掛けようとすると高級外車を急発進させ、走り去ってしまった。夫婦関係専門のカウンセラーが語る。
「別居婚は、同居に伴うストレスを感じずに伸び伸びと暮らせるだけでなく、既婚者であり続けられるので世間体も保てる。芸能界でも、上沼恵美子さんや壇蜜さんが別居婚を選んでいます。ただ、別居婚によって軽減されるのはストレスだけではありません。相手が不在の時間が長く続くことで、相手への愛情や、頼りたい、頼られたいと思う気持ちも減っていってしまうのです。
小倉さんの場合も、仕事が順調であったり、ワンオペ育児を応援する世論の声に触れることで『A氏がいなくても生活できる』という自覚や自信が芽生えたのでしょう。それにより、離婚という二文字に向き合えるようになったものと考えられます」
その自信が、早稲田大学を目指すことのモチベーションにもつながっているのだろう。不惑の年を目前にしたワンオペ母の決意は固そうだ。
※女性セブン2022年3月31日号