芸能

仲間由紀恵、強まる故郷への愛 沖縄で暮らす両親や祖父母との“約束”

(時事通信フォト)

沖縄ロケで仲間が強行軍で向かった場所は(時事通信フォト)

 青い海に真っ白なビーチ、広い空、どこまでも広がるサトウキビ畑。美しい景色の宝庫である「美ら島」で育った仲間由紀恵は現在、尊敬する「沖縄の母」を初めて演じている。そのロケ先で彼女がとった行動とは──。

「ひ孫が2才のとき、会いに来てくれたね。旦那さんも一緒に4人でね。旦那さんはいい男だよぉ」

 そう笑顔を見せるのは、沖縄・伊良部島に住む仲間由紀恵(42才)のおばあだ。東京・羽田空港から沖縄・宮古空港までおよそ3時間。そこから3kmを超える長大な伊良部大橋を渡ると伊良部島に到着する。人口約5000人の小さな島はかつお漁が盛んだ。その島に住む父方のおばあのもとを幼い双子を連れた仲間が訪れたのは、約2年前だったという。

「その前年の6月にも、由紀恵ちゃんは伊良部島を訪れたそうで、おじいとおばあはとても喜んでいました。由紀恵ちゃんは小さな頃からこの島が大好きで、おじい、おばあの家を訪れて走り回っていましたからね。わが子を連れてくることができてうれしかったでしょうね」(近隣住民)

 4月11日にスタートしたNHKの連続テレビ小説『ちむどんどん』で、ヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)の母親・優子を演じる仲間。忙しいロケの合間を縫って、強行軍で駆けつけたのは、撮影場所から車で2時間近くかかる沖縄の実家だった。

「その時期はドラマ『相棒』(テレビ朝日系)の撮影とも重なって大変そうでしたが、忙しいスケジュールの合間を縫って実家に帰ったそうです。子供たちは東京に置いてきたので、ひとりでの帰省でした。

 今回のドラマで仲間さんは4人きょうだいの母親役を演じていますが、実際に仲間さんは5人きょうだいの末っ子として育ちました。役を演じ、幼い頃の自分やきょうだいを思い出して親への感謝の気持ちが強くなったから、少しでも顔が見たくなったのでしょう。お父さんは仕事の関係で不在が続いていたようで、ほとんどお母さんひとりの力で5人の子供を育てたそうです。仲間さんはそんな母親を尊敬しています」(NHK関係者)

 15才で生まれ故郷を離れた仲間は31才のとき、沖縄の歴史を描いたドラマ『テンペスト』(NHK)に主演したことをきっかけに、改めて沖縄愛が強くなったようだ。

関連記事

トピックス

近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏に「自民入りもあり得るか」聞いた
【国民民主・公認取り消しの余波】無所属・山尾志桜里氏 自民党の“後追い公認”めぐる記者の直撃に「アプローチはない。応援に来てほしいくらい」
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
遠野なぎこさん(享年45)、3度の離婚を経て苦悩していた“パートナー探し”…それでも出会った「“ママ”でいられる存在」
NEWSポストセブン
「参政党パワー」の正体とは(神谷宗幣・代表)
叩かれるほどに支持が伸びる「参政党パワー」 スピリチュアリズム勃興の中で「自分たちは虐げられていると不安を感じる人たちの受け皿に」との指摘
週刊ポスト
レッドカーペットに登壇した大谷夫妻(時事通信フォト)
《産後“ファッション迷子期”を見事クリア》大谷翔平・真美子さん夫妻のレッドカーペットスタイルを専門家激賞「横顔も後ろ姿も流れるように美しいシルエット」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
NEWSポストセブン