舞台出演を終えた安達祐実
1人目は、30代男性マネジャーA氏。ある芸能ジャーナリストは「約30年間所属していた大手プロダクション内では、離婚、再婚やヌードも経験した30代女優の安達さんを、再び売り出す戦略は見つけ出せなくなっていた。そんな中、A氏だけはアパレルブランドのプロデュース業や下着モデルなど、新ジャンルを開拓していった。そんなA氏とともに昨年末に独立。頼れる仕事の相棒のおかげで、露出が増えてきた」と解説する。
もう1人は、2014年に子連れ再婚した夫で写真家の桑島智輝氏だ。前出の芸能ジャーナリストは「いまだにラブラブで、毎日、彼に写真を撮られ続けているそうです」。しかも、桑島氏は、安達の“トラウマ”まで払拭させていた。
安達が子役でブレークした裏には、ステージママの実母・安達有里さん(64才)の存在があった。あるベテラン芸能リポーターは「有里さんはシングルマザーとして、2人の息子と祐実ちゃんを育てて、現場にもいつも帯同していました。ところが、2006年に突然、ご自分のヘアヌード写真集を発売。その後は全身整形、さらにセクシービデオ出演と、どんどんエキサイトしていってしまい、祐実ちゃんに絶縁されるハメになったのです」と振り返った。
実際、2009年にお笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤(49才)と離婚した際も、母ではなく群馬の親戚を頼って移住したほどだ。
そんな母娘の関係の修復に一役買ったのも、桑島氏だった。安達は、近年のファッション誌の取材で「離婚後のワンオペ育児で、心がすさんでいた時期に出会った夫に救ってもらった」と感謝している。さらに「結婚のあいさつをしに行こう」と、疎遠の母との再会を促されたとも明かした。
「もともと有里さんは、主婦業を完璧にこなして茶道や華道もたしなみ、子供を役者にまで育てたスーパーウーマン。パブリックイメージとは違った素顔の良さを知る安達さんは、今では子供の育児を手伝ってもらったりと、良好な関係を築いています」(前出・芸能ジャーナリスト)
成功と挫折、苦労を経て、公私ともに幸せをつかんだ安達に、視界を遮る障害はもう無い。今後も確かな演技力で、さまざまな作品を届けてくれそうだ。